SpinFit TwinBlade & SHURE SE846 レビュー~物凄い音質変化!?~

本日(2017年4月29日)、茶楽音人(さらうんど)から新しいSpinFit TwinBladeが発売になりました。

今回は、SHURE SE846にTwinBladeを装着し、その音質や装着感のレビューをしてみたいと思います。

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SpinFit TwinBladeの外観と装着感等

質感について

パッケージはこんな感じです。裏面にはSpinFit TwinBladeの特徴の説明文が記載されています。

SpinFit TwinBladeは、1段目は柔らかく、2段目は1段目よりは硬いとありますが、実際に触ってみた感じは、1段目の白い部分は、従来のSpinFitの質感とほぼ同じで、フニャッと柔らかい感じです。

2段目の黒い部分は、SHUREのシリコンイヤーピースと同じぐらいの硬さです。

くびれの部分の曲がる感じは、従来のSpinFitとほぼ同じ強さです。

大きさについて

大きさを比較するために、他社イヤーピースと並べてみました。

今回購入したのはLサイズなので、全てLサイズでの比較となります。

左からSpinFit TwinBlade、Westone STARシリコンイヤーチップ、SHURE シリコン、従来のSpinFit、SONY トリプルコンフォートイヤーピースです。

SpinFit TwinBladeの高さは、Westone STARシリコンイヤーチップと同じぐらい、黒い部分の一番横幅があるところは、SHUREのシリコンと同じぐらいです。

SpinFit TwinBladeの装着感

従来のSpinFitは耳の奥にスルッと入って行く感じでしたが、今回のSpinFit TwinBladeの装着感は、従来のSpinFitとは全く違います。

上記の写真でも変わる通り、従来のSpinFitと比べて同サイズでもSpinFit TwinBladeの方が横幅があり、耳の穴の入り口を塞ぐ感じになります。

自然にSpinFit TwinBladeを耳に装着する分には全く耳に違和感はなく、1段目の傘の存在を忘れてしまうぐらいです。

ただ、従来のSpinFitのように、無理に耳の穴の奥に装着しようとすると、1段目の傘が耳の穴の奥に当たるようになり、痛くはありませんが、少し違和感が出てきます。

遮音性についてですが、SE846付属のシリコンと比べると、2段目のシリコンの傘の深さが浅いせいか、若干ですが遮音性は落ちるように感じます。

SpinFit TwinBladeをSE846に装着する方法

今回発売されたSpinFit TwinBladeは通常径のもののみなので、SHUREのイヤホンのようなノズル径が細いものには、そのままでは装着することが出来ません。

ここでは、通常径のイヤーピースを細い径のノズルを持ったイヤホンに装着する方法についての説明をしたいと思います。

こういった装着方法をご存知の方や、当ブログの過去記事で装着方法について読まれた方は、この章は読み飛ばしてください。

さて、このやり方は色々ありますが、手っ取り早いのは、今後全く使用することのないSHUREのイヤホンに付属しているフォームイヤーピースを潰し、その芯を使用する方法です。

この芯は、トリプルコンフォートイヤーピースを装着する際のアダプターとして使用します。

使用しないフォームイヤーピースを用意し、裏返して、芯とフォーム素材の付け根にハサミやカッターを刺し、ぐりぐりと差し込みながら、少しずつ分離させて、芯のみをとりだしてください。指を傷つけないように、くれぐれも注意してやってくださいね!

芯を取り出したら、それをノズルに挿し、その上から、トリプルコンフォートイヤーピースを装着します。

音質の変化について

試聴環境は、DAPはSONY NW-ZX2、試聴曲はWinkの「淋しい熱帯魚」(ファイル形式はFlac)です。

DAPの音響効果は全てオフの状態にしています。

SE846はブライトノズルを使用します。

まず、SHURE SE846に付属しているシリコンイヤーピースでの音ですが、全体的に落ち着いた音色で、音に派手さがないため、長時間聴いても聴き疲れのしない音です。

音のバランスは、若干ボーカルが前に出るフラットで、全体的に芯のしっかりした力強さがあります。

特にボーカルは非常に艶やかで、「淋しい熱帯魚」のWinkの声がとても生々しく聴こえます。

音場は頭一回りぐらい大きいぐらいで、それほど広いという印象はありません。

解像度に関しては、通常なら引っ込みぎみのバックの音を無理に聴かせるほどに解像度を上げている感じはなく、細かい音はきちんと聞こえるが、自然に聴こえるといった感じです。

これをSpinFit TwinBladeに付け替えると、思わず「おぉ~!」と言ってしまうほど、音の印象が変わります。

まず、音色が従来のSpinFitを付けた時の様に明るくなり、スカーっとした印象を受けます。

そして、各音の輪郭がはっきりして、音がキレキレになります。

バスドラムやシンセサイザーのアタック音がはっきりして、付属のシリコンよりも、非常に気持ちがいいです。

解像度に関しては、実際のところは変わっていないと思いますが、上記の様に音の輪郭がはっきりし、音色が明るくなるため、解像度がアップしたように聴こえます。

ボーカルの質感はそのままに、ボーカルに乗った艶に煌めきすら感じます。

音場の広さはさほど変化はありませんが、音の輪郭がはっきりしたせいか、奥行きを掴みやすくなりました。

ここまでなら従来のSpinFitとさほど変わりはありませんは、SpinFit TwinBladeの大きな進化は、2段目のシリコンの形状と質感からくる音の力強さです

従来のSpinFitは、音はスカーっとして気持ち良くなりましたが、音の力強さが付属のシリコンと比べると大分減るので、SE846との組み合わせでは若干の物足りなさを感じていました。

しかし、SpinFit TwinBladeは、従来のSpinFitの良さを残したまま、音全体に厚みを出し、特に低音に関しては、キレと量・重さを兼ね備え、付属のシリコンと比べても違和感を感じ難くなりました。

今後、他のイヤホンにもSpinFit TwinBladeを装着して音質のレビューをしたいと思いますが、SE846との組み合わせは、特に極上に感じました。

SE846の低音は、ただでさえローパスフィルターが良い仕事をしているのに、SpinFit TwinBladeに変更することによって、重みのあるムッチリとした低音に切れが加わり、別のイヤホンに買い替えたぐらいの変化と驚きがありました。

まとめ

SpinFit TwinBladeをSE846に装着すれば、SE846の音がこもっている、又は音が薄っぺらいと感じることはまずないと思います。

いままでいろいろな他社のイヤーピースを使用してみましたが、これほど音のキレ&抜けと力強さを両立したイヤーピースは他にありませんでした。

1万円前後のケーブルにリケーブルするより、イヤーピースをSpinFit TwinBladeに変更する方が、音質アップの度合いは大きいです。

値段も1000円前後なので、是非一度試してみてください(^^♪

★Amazon SpinFit TwinBlade商品紹介ページはこちら

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