SpinFit TwinBlade & SHURE SE215spe レビュー~霧が晴れてキレキレに!?~

2017年4月29日、茶楽音人(さらうんど)から新しいSpinFit TwinBladeが発売になりました。

先日、SpinFit TwinBladeをSHURE SE846に装着し、音質レビューをしましたが、音質の向上が著しく、驚きました。

今回は、SHURE SE215speにTwinBladeを装着し、どんな風にどこまで音質が向上するのかレビューをしてみたいと思います。

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SpinFit TwinBladeの外観と装着感等

質感について

パッケージはこんな感じです。裏面にはSpinFit TwinBladeの特徴の説明文が記載されています。

SpinFit TwinBladeは、1段目は柔らかく、2段目は1段目よりは硬いとありますが、実際に触ってみた感じは、1段目の白い部分は、従来のSpinFitの質感とほぼ同じで、フニャッと柔らかい感じです。

2段目の黒い部分は、SHUREのシリコンイヤーピースと同じぐらいの硬さです。

くびれの部分の曲がる感じは、従来のSpinFitとほぼ同じ強さです。

大きさについて

大きさを比較するために、他社イヤーピースと並べてみました。

今回購入したのはLサイズなので、全てLサイズでの比較となります。

左からSpinFit TwinBlade、Westone STARシリコンイヤーチップ、SHURE シリコン、従来のSpinFit、SONY トリプルコンフォートイヤーピースです。

SpinFit TwinBladeの高さは、Westone STARシリコンイヤーチップと同じぐらい、黒い部分の一番横幅があるところは、SHUREのシリコンと同じぐらいです。

SpinFit TwinBladeの装着感

従来のSpinFitは耳の奥にスルッと入って行く感じでしたが、今回のSpinFit TwinBladeの装着感は、従来のSpinFitとは全く違います。

上記の写真でも変わる通り、従来のSpinFitと比べて同サイズでもSpinFit TwinBladeの方が横幅があり、耳の穴の入り口を塞ぐ感じになります。

自然にSpinFit TwinBladeを耳に装着する分には全く耳に違和感はなく、1段目の傘の存在を忘れてしまうぐらいです。

ただ、従来のSpinFitのように、無理に耳の穴の奥に装着しようとすると、1段目の傘が耳の穴の奥に当たるようになり、痛くはありませんが、少し違和感が出てきます。

遮音性についてですが、SE215spe付属のシリコンと比べると、2段目のシリコンの傘の深さが浅いせいか、若干ですが遮音性は落ちるように感じます。

SpinFit TwinBladeをSE215speに装着する方法

今回発売されたSpinFit TwinBladeは通常径のもののみなので、SHUREのイヤホンのようなノズル径が細いものには、そのままでは装着することが出来ません。

このやり方は色々ありますが、手っ取り早いのは、今後全く使用することのないSHUREのイヤホンに付属しているシリコンイヤーピースを潰し、その茎の部分をアダプターとして使用する方法です。

使用しないシリコンイヤーピースを用意し、裏返して、茎の部分をカットしてください。

この茎の部分をノズルに挿し、その上から、トリプルコンフォートイヤーピースを装着します。

音質の変化について

試聴環境は、DAPはSONY NW-ZX2、試聴曲はWinkの「淋しい熱帯魚」(ファイル形式はFlac)です。

DAPの音響効果は全てオフの状態にしています。

まず、付属のシリコンイヤーピースを使用した場合のSE215speの音質ですが、端的に言うと質の良い量感のある低音と聞きやすい音色といった感じです。

全体的な解像度はそこそこで、意識しなくても細かい音がはっきりと聞こえるという訳ではありませんが、低音の解像度は良いです。

「淋しい熱帯魚」の曲始まりのバスドラムのキックとベースは分離し、バスドラムのアタックとベースラインが混ざることなく、はっきりと分かります。

低音は芯だけでなく、もちっとした肉付きがあり、その質感は良好です。

ボーカルは厚みを持ちながら若干前に出てきますが、ハイハット・シンバルといった高音部と共に若干のカサツキを感じます。

音場は頭と同じぐらいの大きさで、上下と奥行きに関してはあまり広さを感じません。

音質は落ち着いた感じで、暗めな印象を受けます。

次に、イヤーピースをSpinFit TwinBladeに変更してみます。

音が出た瞬間に、付属のシリコンとの違いがはっきりと分かります。

明るい、キレキレ、スカーっ、カッチリ…そんな言葉が思い浮かびます。

付属のシリコンは低音域が特徴で、空間を低音の圧力が支配しているイメージがありましたが、SpinFit TwinBladeでは、低音の力強さはそのままに、空間は低音の支配から解き放たれ、スカーっと抜けるような空間へと変わります。

ベールが数枚剝がされたような明るい音色になり、音全体の輪郭がはっきりして、キレが増し、若干硬めの音になります。

空間の見通しが良くなったせいか、音に立体感が出てきて、細かい音も良く聞こえ、解像度がアップしたように感じます。

全体の音量バランスや音の厚みに変化はありません。

従来のSpinFitなら、音質がスカーっとすると共に音の厚みが減少する傾向にありましたが、SpinFit TwinBladeでは、音の厚みや重さの減少はほとんど見られません。

まとめ

SHURE SE215speの力強さは好きだけど、暗くすっきりしない音質が気に入らないと思われている方は、SpinFit TwinBladeはベストなイヤーピースだと思います。

音質向上のツールとしてリケーブルという手段もありますが、リケーブルに関しては相応の価格帯のものでないと音質の向上は感じ難いので、まずは、こういったイヤーピースの交換から始めると良いと思います。

イヤーピースをSpinFit TwinBladeに変更するだけで、かなりの音質向上が見込めます。

SHURE SE215speの良さはそのままに、明るさとキレをのある音質を求めている方は、是非購入してその音質を確かめてみてください。

★Amazon SpinFit TwinBlade商品紹介ページはこちら

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