SCORPIONSのおすすめアルバムとSCORPIONSの魅力!

リッチーブラックモア、マイケルシェンカー、ヴァンデンバーグ、メガデス、、、私がハードロックを聞き始めてから、もう数十年経ちます。

Young Guitar,Guitar magazine,burrn!!等、ハードロックに関する雑誌もたくさん読みました。土曜日の深夜は、bayfmで伊藤正則さんのPOWER ROCK TODAYを毎週聞いていました。

ここまで様々なハードロックを聞いてきた中で、私が一番好きなバンドは、SCORPIONS(スコーピオンズ)です。

アルバム単位でいえば、SCORPIONSのアルバムよりも好きなバンドのアルバムはたくさんあります。

しかし、バンドで好きなのは圧倒的にSCORPIONSです。

今年(2016年)10月8日に、さいたまスーパーアリーナで開催される「LOUD PARK16」への出演が決定しました。メンバーの年齢的にもこれが最後の来日になる可能性が高いため、興味のある方は、是非足を運んでみてください!

当ブログでは、既にハードロックの名盤をいくつか紹介させていただきましたが、SCORPIONSは好きすぎて、どのアルバムを紹介したらいいのかまとまらず、今まで紹介できませんでした。

今回は、私の好きなアルバムと皆さんにおすすめしたいアルバムを分けて、それぞれ紹介させていただくとともに、SCORPIONSの魅力についてお話ししたいと思います。

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SCORPIONSとは

1970年代にデビューしたドイツのバンドです。マイケルシェンカーの兄でギタリストのルドルフシェンカーとボーカルのクラウス・マイネを中心とする、ツインギター構成で、2010年に一度引退を表明しましたが、依然として高い人気があることから、引退を撤回し、現在でも活躍しています。

SCORPIONSのアルバムジャケットは、何かと話題になることが多く、作品によってはリリースされる国ごとにアルバムジャケットが異なる場合があります。

SCORPIONSのアルバム邦題は、「○○の蠍団」というフレーズが良く使われました。

SCORPIONSの音楽性

ツインギターといっても、ギターソロでハモリまくるのではなく、基本的にはルドルフがバッキング、もう一方のギタリストがソリストという感じになっています。

当初はサイケデリックロックのような感じで、今一つ音楽の方向性が定まっていないような感じでしたが、ギタリストとしてウリ・ジョン・ロートを迎えてから、演歌のような強い哀愁のメロディーとジミヘンドリックスのようなロックの激しさを併せ持つバンドとなりました。

コマーシャルな方向性を選択したSCORPIONSにいることを拒んだウリ・ジョン・ロートが脱退し、マティアス・ヤプスが加入してからは、ストレートなアメリカンロックのような曲調になりましたが、以前とはアレンジが変わっただけで、基本的には秀逸なギター・哀愁の歌メロは健在です。

SCORPIONSの個性的特徴

SCORPIONSの一番の個性は、クラウスマイネの歌声とルドルフシェンカーのギターバッキングにあります。

クラウスマイネの歌声は神の声

クラウスマイネは、伸びのある非常に艶やかな声、聴く者を揺さぶるビブラート、どれをとっても神に与えられた素晴らしい声の持ち主です。特に彼のビブラートは、時に演歌の”こぶし”のように聞こえる時もあります。

ハードロック界にはたくさんの素晴らしいボーカリストがいますが、私は、クラウスマイネの声が一番好きです。こんなに歌声を聞いて気持ちがいいと思ったのは八神純子さん以来です(^^)/

ルドルフシェンカーのカミソリバッキング

そして、ルドルフシェンカーのギターですが、他のバンドで、彼と同じようなバッキングをするギタリストを私は知りません。彼のギターバッキングは、激しく、カミソリのような切れがあり、見る者を圧倒します。

私はかつてバンドのギターを担当しており、ギターソロばかりに注目し、ギターをやるならソリストこそ一番カッコいい、他人がギターソロを弾いている裏で、バッキングなんかしたくないと常に思っていました。

しかし、SCORPIONSのライブを見て、その考えが一変しました。

通常、ギターソロになるとソロギタリストに目が行ってしまうのですが、SCORPIONSの場合は、ルドルフシェンカーのカミソリバッキングがカッコよすぎて、バッキングギターの方に目が奪われてしまいます。

私が学園祭でSCORPIONSのコピーバンドをやった際、ルドルフのパートを弾いたのですが、右手の指が弦にこすれ過ぎて、血だらけになりました|д゚)

あと、SCORPIONSのライブに行った後、バイト先で竹ぼうきを使って店の前の枯葉を履いている時に、竹ぼうきをギターに見立て、ハードロック好きの仲間とルドルフシェンカーのマネをして、よく腕と首を痛めました((+_+))

秀逸なバンドパフォーマンス

通常、ギターヒーローがいるバンドは、ソロギタリストばかりが目立ち、バンドとしてのパフォーマンスの一体感があまりありません。

しかし、SCORPIONSは、私が今まで見たハードロックのライブの中で、一番バンドとしての一体感がありました。曲中にクラウスマイネが、2人のギタリストの太ももの上に立って、人間ピラミッドを作ったり、全員で統一感のあるバッキングリズムを取ったりと、メンバー全員でお客さんに最良のパフォーマンスを見せるという気持ちが強く伝わってきます。

SCORPIONSはウリの在籍していた時しか興味のなかった私でしたが、このライブをきっかけに、SCORPIONSの全てが好きになりました。

SCORPIONSのおすすめアルバム

まず、これからハードロックを聞いてみたい、SCORPIONSの興味を持ったけど、どのアルバムから聞いたらいいのか?といった方へ、おすすめしたいアルバムを紹介させていただきます。

5thアルバム「Taken by Force」(1977年)


収録曲は以下の通りです。

  1. Steamrock Fever
  2. We’ll Burn The Sky
  3. I’ve Got To Be Free
  4. The Riot Of Your Time
  5. The Sails Of Charon
  6. Your Light
  7. He’s A Woman – She’s A Man
  8. Born To Touch Your Feelings

ギタリストのウリ・ジョン・ロートが在籍した最後のアルバムです。私がこのアルバムを聞いていた頃は、ウルリッヒ・ロート又はウリ・ロートと呼ばれていました!?

ウリ・ジョン・ロートは、ハーモニックマイナーという非常に哀愁漂うクラシカルなフレーズを正確かつ高速に弾く事の出来るギタリストです。このスケールを多用するのは、現在はYngwie malmsteenが有名だと思います。

ジミヘンドリックスからの影響も強く、非常にリズミカルなブルース系の曲も書きます。時には自分でボーカルを取ることもあります。

歌はうまくも下手でもないと思いますが、クラウスマイネがハードロック界屈指のボーカリストであるため、それと比較されるとウリの歌は下手だ!と酷評される方もいるかもしれません。

ウリが在籍していた時を前期、脱退後を後期と分けると、前期のアルバムでは、この「Taken by Force」が前期の集大成的なアルバムと言えます。

これまでのアルバムは、ウリのやりたいことと他のメンバーがやりたいことがバラバラで、曲によっては、別のバンド?と思えてしまうことも多々ありましたが、この「Taken by Force」は、お互いのやりたいことが各楽曲の中にうまくブレンドされ、SCORPIONSの個性がより強く確立したアルバムです。

1曲目の「Steamrock Fever」は、半音しか動かない単純なギターバッキングですが、重々しく怪しげな感じが出ていて、とてもかっこいい曲です。複雑なギターバッキングフレーズでなくても、カッコよさを出せるお手本のような曲です。

2曲目の「We’ll Burn The Sky」は、パワーバラードです。静から動へ徐々に移行していきます。歌メロ・ギターソロも泣き泣きで、前期のSCORPIONSでこの曲が一番好きという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

5曲目の「The Sails Of Charon」はウリ特有のジミヘンドリックス的リズムに哀愁漂うメロディーを載せ、さらにハードロックの暴虐さ加減も加味され、ハードロック界屈指の名曲となっています。Yngwie malmsteenも「Inspiration」というアルバムで、この曲をカバーしています。

哀愁漂うギターをメインに聞きたい方には、このアルバムが一番おすすめです。

11thアルバム「CRAZY WORLD」(1990年)


収録曲は以下の通りです。

  1. Tease Me Please Me
  2. Don’t Believe Her
  3. To Be with You in Heaven
  4. Wind of Change
  5. Restless Nights
  6. Lust or Love
  7. Kicks After Six
  8. Hit Between the Eyes
  9. Money and Fame
  10. Crazy World
  11. Send Me an Angel

ライブアルバムを除くと、このアルバムは11作目となります。このアルバムが一番売れたのではないでしょうか?(間違っていたらゴメンなさい)

後期のSCORPIONSで、その名を強く世に知らしめたのは、9thアルバム「Love at first sting」でした。どの曲も曲にフック(印象的な部分)があって、どれをシングルカットしてもおかしくない秀逸な曲のオンパレードです。

「CRAZY WORLD」は、その「Love at first sting」を昇華したようなアルバムで、今まで若干軽めだった音に重みが加わり、ウリ在籍時のような怪しげなメロディーも所々に見られます。ただのアメリカンロックではなく、SCORPIONSでなければ出しえない極上のハードロックアルバムに仕上がっています。

どの曲もハードロック特有の重みとカッコよさ、SCORPIONS特有のメロディーの美しさを兼ね備えていて、特にSCORPIONSのシングルカット史上、爆発的に売れた「Wind of Change」は、ボーカルのクラウスマイネの作曲で、この曲は万人の心を癒す、勇気と安らぎに満ちたハードロック界のみにとどまらない、素晴らしい楽曲となっています。

私の一番よく聞くアルバム「LOVE DRIVE」(1979年)


収録曲は以下の通りです。

  1. Loving You Sunday Morning
  2. Another Piece Of Meat
  3. Always Somewhere
  4. Coast To Coast (Instrumental)
  5. Can’t Get Enough
  6. Is There Anybody There?
  7. Lovedrive
  8. Holiday

「LOVE DRIVE」6枚目のアルバムで、ウリ脱退後、初めてのアルバムです。

後任のギタリスト選びに難航し、このアルバムでは、ルドルフシェンカーの弟マイケルシェンカーや新人ギタリストのマティアス・ヤプスという二人のギタリストが参加しています。

その後は、マティアス・ヤプスが正式なギタリストとなります。

このアルバムは、今までの様式美的なスタイルから、新たなアメリカンロック的アプローチに舵を切り始めたアルバムで、非常に興味深いアルバムです。

私は何かSCORPIONSのアルバムを聞きたいなと思ったとき、このアルバムから聞いてしまうことが多いです。

このアルバムはとても面白いです。今後のSCORPIONSのひな型的アルバムであると同時に、アメリカンロックを目指しながら、今までの泥臭さを捨てきれていないという微妙な感じが所々に見られます。

1曲目の「Loving You Sunday Morning」や6曲目の「Is There Anybody There?」は泥臭さ満載で、私は大好きな曲です。特に「Is There Anybody There?」はリズムがレゲエ調なことから、邦題は「瞑想のレゲエ」となっています。

最強のバラードはSCORPIONSの真骨頂

アルバムのおすすめは上記3枚にしておきます。さて、SCORPIONSの最大の特徴として挙げられるのは、バラード曲の素晴らしさです。

ハードロックのアルバムには、必ずと言っていいほどバラード曲収められてていますが、極上のメロディーを生み出すソングライティング能力、ボーカルの資質、バラード曲に対する熱意が伴わなければ、バラード曲は死んでしまいます。

アルバムの構成的にバラードを入れておこう程度の考えでバラード曲を収録しているバンドのバラード曲は、バラードになり切っていない中途半端な曲になってしまっています。

こんな中途半端なバラード曲を聞くなら、小林明子さんの「恋におちて」を聞いていた方が100倍良い気分になれると思います(*’▽’)

SCORPIONSは、非常にメロディーを大切にするバンドで、その証拠に、アンプラグド・ライブでも楽曲のクオリティは衰えず、大成功を収めています。

以下にSCORPIONSの素晴らしいバラード曲を何曲か列挙しておきますので、時間のあるときに聞いてみてください。

  • In Trance(アルバム「In Trance」より)
  • Holiday(アルバム「LOVE DRIVE」より)
  • Still Loving You(アルバム「Love at first sting」より)
  • Lonely Nights(アルバム「Face The Heat」より)
  • Maybe I Maybe You(アルバム「Unbreakable」より)
  • Humanity(アルバム「Humanity – Hour I」より)
  • Lorelei(アルバム「Sting In The Tail」より)

まとめ

長い文章を読んでいただきありがとうございました。

SCORPIONSはタイムリーな世代だけでなく、多くの次世代の方々にも愛されているバンドです。

是非SCORPIONSを聞いて、ハードロックの素晴らしさを体感してみてください!

(追記)

SCORPIONS単独公演が決定しました!日程と会場は以下の通りです。皆さんも是非!

2016年10月6日(木)Zepp DiverCity(TOKYO) (東京都)

2016年10月11日(火)大阪国際会議場 メインホール (大阪府)

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