サトレックスの銀製イヤホンを聴いてみた!~SATOLEX Tubomi Sterling Silver(DH310-A1SS)~

2017年4月29日に、サトレックス(SATOLEX)より、ハイレゾ対応の銀製ハウジング「SATOLEX Tubomi Sterling Silver(DH310-A1SS)」が発売されました。

今回は、この「SATOLEX Tubomi Sterling Silver(DH310-A1SS)」を試聴してきましたので、試聴レビューをしたいと思います。

サトレックスというと、安価で音質の良いノリノリイヤホンというイメージがありますが、この「SATOLEX Tubomi Sterling Silver」は、2万円代という価格のフラッグシップモデルとなっています。

昨年あたりから、5000円前後のイヤホンを良く試聴していますが、その中でもサトレックス(SATOLEX)のベースモデルである「tubomi DH298-A1」は、3000円代という価格にもかかわらず、SONY XBA-N3にも似た質の良い音を聴かせてくれ、このサトレックスというメーカーに、非常に興味を持ちました。

今回、色々なメーカーのイヤホンを試聴してきましたが、その中で一番時間を取って試聴をしたのが、この「SATOLEX Tubomi Sterling Silver(DH310-A1SS)」でした。

これは、故意に時間を取った訳ではなく、このイヤホンで音楽を聴いていたら気持ちが良くて、いつの間にか時間が経ってしまっていました。

なお、基本的な装着感や付属のイヤーピース等のレビューについては、以前レビューしたサトレックスイヤホンの記事の部分に記載していますので、そちらも参照してみてください。

サトレックスのイヤホン 試聴レビュー~5000円前後のおすすめイヤホン~

スポンサーリンク

サトレックス血統のフラッグシップたる音

Tubomi Sterling Silverの見た目

輝きの美しいシルバーの本体ですが、手にしてみるとズシッと重みを感じます。

LRの区別は、本体にプリントされている文字で判断する感じです。

ブーツ(イヤホン本体から出ている黒いチューブの部分)に、LRを区別するためのドットはありません。

イヤホン本体から分岐点までのコードの質感は、下位モデルのそれと変わらない感じです。

分岐点からイヤホンジャックまでのコードは、タコ糸を編んだのような質感で、非常にしっかりしている印象を持ちました。

コードスライダーはついていません。

Tubomi Sterling Silverの音質

試聴に使用したDAPは、SONY NW-ZX2で、音響エフェクト等は全てオフの状態です。

80~90年代の曲を中心に色々な曲を聴いてみました。

その中で、Tubomi Sterling Silverの音の雰囲気が分かりやすかった曲を例に挙げて、細かい部分の音質レビューもしたいと思います。

ファイル形式は全てflacです。

全体的な音の印象

まず、全体的な音質の印象ですが、低音は強いが、どの音もしっかりと聴こえるという、これまでのサトレックスイヤホンと同傾向の音です。

低音はかなり強めですが、バスドラムとベースはきちんと分離し、それぞれがはっきりと聴こえます。

中高音も低音にマスクされず、はっきりと聴こえます。

このように解像度は高いと思いますが、解像度の高さをアピールするために、バックで鳴っている細かい音を、無理に前に出すような不自然さはありません。

音は明るめで、中高音にきらめきと艶を感じますが、音のエッジ(輪郭)はキツくなく、柔らかく聴きやすい感じです。

音場は、聴く曲によって若干印象が変わりますが、基本的には左右上下ともに広めです。

音の余韻が果てしなく左右上に拡散していく感じで、音の詰りは感じませんでした。

ただ、顔面を中心として音場が広がっているというよりは、耳から上の方で音場が広がっている感じがしました。

奥行きはあまり感じられず、顔面近くで音が鳴っている感覚です。

曲別の印象

斉藤由貴「卒業」(アルバム「AXIA」)ですが、この音源は、初版CDのもので、音が硬めで、聴くイヤホンによってはシンバルが耳に付き、ボーカルのサシスセソが耳に刺さります。

Tubomi Sterling Silverでは、シンバルの音はキツくなく、気持ちの良い金属音でした。

ボーカルは刺さりはしませんでしたが、若干サシスセソの部分で、耳にふっと息を吹きかけられるような感覚はありました。

岡田有希子「Love Fair」(アルバム「ザ・プレミアムベスト」)ですが、この曲は、バッキングシンセのキレと低音の強さを調べるために良く試聴曲として使用する曲です。

Tubomi Sterling Silverでは、シンセの音はキレがあり、はっきりとしています。

バスドラムのキックとベースの主張は強く、ボーカルよりも若干主張してくる印象でした。

BABYMETAL「ギミチョコ!!」(アルバム「BABYMETAL」)は、ギターの重さとバスドラムのキレをチェックするために使用しました。

Tubomi Sterling Silverでは、左右に振られたギターバッキングの音は重く迫力がありました。

バスドラムのキックにはキレがあり、この曲特有の迫力とキレを満喫できました。

ただ、ベースの響きがやや残る感じがあり、少しモワッとした空気が、空間の下の方に漂っていました。

その他、Winkの「淋しい熱帯魚」や「ワン・ナイト・イン・ヘヴン~真夜中のエンジェル」等を聴きましたが、力強い低音と全体的なキレがあり、ボーカルも艶やかで非常に楽しく聴くことが出来ました。

まとめ

「SATOLEX Tubomi Sterling Silver(DH310-A1SS)」は、極力不快な音を出さないギリギリのところで、究極に音楽を楽しめるイヤホンを目指して作られたような印象を受けました。

低音が結構強めなので、フラット傾向がお好きな方にはおすすめできませんが、ポップスやロックを中心とした音楽を、分析的というよりは、楽しく聴きたいと思われている方には、一押しのイヤホンです。

音楽を楽しく聴くという点において、「SATOLEX Tubomi Sterling Silver(DH310-A1SS)」に似た傾向のイヤホンとして、SONY XBA-N3がありますが、もし試聴できるなら、両方の聴き比べをしてみてください。

価格はSONY XBA-N3の方が上ですが、この2機種の音質に関しては、価格による上下関係はないと感じましたので、好みで選択されると良いと思います。

★フジヤエービック Tubomi Sterling Silver(DH310-A1SS)商品紹介ページはこちら

関連事項

サトレックスのイヤホン試聴レビュー~ベースモデルから真鍮モデルまで~

SONY XBA-N3 試聴レビュー

イヤホン・ヘッドホン関連記事一覧

ブログトップページ

スポンサーリンク
サトレックスの銀製イヤホンを聴いてみた!~SATOLEX Tubomi Sterling Silver(DH310-A1SS)~
この記事をお届けした
おすすめイヤホンと黄金の80年代の最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする