サトレックスのイヤホン 試聴レビュー~5000円前後のおすすめイヤホン~

先日、有楽町のビックカメラにて、サトレックス(SATOLEX)のイヤホン(tubomi、天音(琴音))と、ヘッドホン「美音」の音を聴いてきました。

先月、イヤホン関係の新製品ニュースで、サトレックスのイヤホン・ヘッドホンの記事を見て、その人の名前のようなかわいらしいネーミング、低価格でのハイレゾ対応製品で、サトレックス社の自社部品を使って、設計~工場生産までをしている国内生産モデルという部分に興味を持ちました。

ZERO AUDIOもそうですが、国産低価格イヤホンは、価格以上の素晴らしい音を聴かせてくれるモデルが多く存在するので、サトレックスの低価格帯イヤホンにもそういった期待を持って試聴に出かけました。

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「tubomi DH298-A1 」というイヤホンは価格破壊!?

サトレックスのイヤホンのラインナップは、3000円台の「tubomi」(ブラック)、5000円程度の「天音(あまね)」(レッド)、「天音」と色違いの「琴音(ことね)」(ブラック)、1万円程度の「tubomi」のアルミハウジングモデル(シルバー)、真鍮ハウジングモデル(ゴールド)があります。

特にシルバー、ゴールド冷んやりとして、美しいカラーリングでした。

サトレックスのイヤホンの音

展示してあるサトレックスのイヤホンを全て聴いてみました。

DAPはSONY NW-ZX2を使用し、試聴曲はFLACで取り込んだWinkの「淋しい熱帯魚」(Wink memories 1988-1996 Disc1)を中心に聴いてみました。

この曲は、イヤホンによって低音の量・キレ、全体の音量バランス、解像度、ボーカルの艶等の差が分かりやすいので、使用しました。

私が試聴前に聴いていたイヤホンは、Westoneの「Starシリコンイヤーチップ」を装着したSHURE SE846(ブライトノズル)です。

「tubomi DH298-A1」

ベースとなる「tubomi DH298-A1」ですが、音を出して最初に感じたことは、”低音が強め”ということです。

この低音は、適度なふくらみと切れがあり、量は多いながらもドラムのキックのリズムやベースラインも分かります。個人的には質の良い低音と感じました。

低音が強めですが、音の分離がよく、ボーカルを中心とした中音、シンバルやハイハットといった高音部も良く聞こえます。

音場は適度な広さがあり、その空間に低音、中音、高音全てが大き目の音像(音の面積)でしっかりと鳴っていて、ヘッドホンの音像のようです。

音色は、どちらかというと柔らかめで、音の硬さは全く感じません。

既存の製品のイメージでいうなら、SONYのヘッドホンで、MDR-1シリーズの最初のヘッドホンである「MDR-1R」の低音を強めに出したという感じです。

あと、この後に試聴したSONY XBA-N3にも全体的に似ていると感じました。低音の強さは、若干「tubomi」の方が強い気がしますが。

「天音 DH0299-A1R」

次に「天音 DH0299-A1R」を聴きました。この「天音」は、ビッグカメラグループオリジナルモデルで、「tubomi」のアルミハウジングモデルですが、私には、ベースとなる「tubomi」との音の違いは、ほとんど分かりませんでした。購入して2つをじっくり聞いてみれば分かるのかもしれませんが💦

「tubomi DH299-A1」(シルバー)

次に、ベースとなる「tubomi」と、「tubomi」の上位機種でアルミハウジングモデル「DH299-A1」の違いですが、ベースの「tubomi」の音をそのままに、切れを増した印象です。

ただし、この「切れ」に関しては、全然違うというレベルではなく、若干という程度に感じました。

「tubomi DH302-A1Bs 」(ゴールド)

最後に、ベースとなる「tubomi」と、「tubomi」の上位機種で真鍮ハウジングモデル「DH302-A1Bs 」の違いですが、これもベースの「tubomi」の音をそのままに、真鍮特有のまろやかで若干渇きのあるような音を聴くことが出来ました。

イヤホンケーブルについて

イヤホンコードはリケーブル出来ないタイプになっています。このケーブルは細目で、どのモデルも同じで、まっすぐに伸ばしても、力を緩めると、クニャッとよれてしまい、このケーブルに関しては、少し残念に思えました。

ベースモデルならまだしも、1万円もするモデルで、このケーブルの質感だと、ちょっと購入するのを躊躇してしまいます。

装着感とイヤーピース

装着感は良くも悪くもない、普通といったところです。

本体がコンパクトなので、本体が耳から飛び出すような感じはありません。

このイヤホンは、本体とイヤーピースで耳の穴を完全にふさぐことによって、上記のような音が出るように設計されていると感じますが、今一つ、イヤーピースのフィット感が甘く、フィット感を得ようと無理にイヤホンを耳に強く押し込むと、人によっては痛みを感じることがあるかもしれません。フィットが甘いと、きっと低音が出ない、若しくはフラットと感じると思います。

このフィット感の甘さは、イヤーピースの開口部分がかなり大きく作られているので、その分、耳の中でフィットする面積が他のイヤーピースと比べて少なくなっていることも一つの要因かもしれません。

かつて、私が所有していたイヤホンで、ラディウスのドブルベ(初期型)も、これと同じようなイヤーピースで、やはりフィット感が甘く、装着に関する安定感に欠けていました。

もし、購入後、付属のイヤーピースで満足のいくフィット感が得られない場合は、出口の開口部が大き目で、かつ、フィット感の良いイヤーピースを選ばれると、イヤーピース変更による音質の変化を最小限に食い止めることが出来ると思います。

他社イヤーピースでは、フィット感の良さと遮音性の高さから、個人的にはSONYの「トリプルコンフォートイヤーピース」をおすすめしたいところではありますが、開口部の大きさを考えると、サトレックスのイヤホンにおいては、茶楽音人(さらうんど)というメーカーの「SpinFit」辺りが良いと思います。

JVCの「スパイラルドット」というイヤーピースも良いと思いますが、結構柔らかいイヤーピースなので、もしかするとサトレックスの付属のイヤーピースと同じような甘いフィット感になるかもしれません。

ヘッドホン「美音 DH307-A1BK」について

少しですが、「天音」と同じく、今回ビックカメラグループオリジナルモデルのサトレックスのヘッドホン「美音」(みふね)も試聴しました。

この「美音」というヘッドホンは、先程のイヤホンの音とは異なり、フラットバランス、かなり硬めの音で、SHUREやYAHAMAのモニターヘッドホンを初めて試聴した時の感覚を思い出しました。

この「美音」というヘッドホンを試聴しようと思ったのは、装着感の良いSONY MDR-1シリーズと同じようなイヤーパッドの形状だったからです。

実際に試着してみましたが、イヤーパッドは楕円で、開口部も大きく、眼鏡をしていても痛くない程よい側圧で、MDR-1シリーズと同じとまでは言えませんが、装着感に問題はありませんでした。

気になったのはハードの質感で、おもちゃのヘッドホンのような、若干ちゃちな印象を受けました。

まとめ

個人的には、サトレックスのベースとなるイヤホン「tubomi」がおすすめです。

3000円台のイヤホンで、耳障りでないしっかりとした音質、ヘッドホンのような大き目な音像を実現していることには、正直、驚き、このイヤホンについては、長時間試聴してしまいました。

その音質は、先程も書きましたが、SONY XBA-N3に迫る勢いがあります。

値段なりの質感ではありますが、この値段を考えると、突撃しても良いイヤホンだと思います。

低価格で本気の音を出す国産イヤホンの音を是非聴いてみてください(^^♪

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