ロックな西城秀樹が好きな方へ!聞いて下さい ANTHEM「HERALDIC DEVICE」

今回、ハードロックの名盤として紹介させていただくのは、ANTHEM(アンセム)というバンドの2011年に発売された「HERALDIC DEVICE(ヘラルディック ディバイス)」というアルバムです。

リッチーブラックモア率いるRainbowの雰囲気がどことなく漂っているアルバムです。

私はジャパメタが流行っていた80年代、ジャパメタが大嫌いでした。見た目が気持ち悪い、洋楽ハードロックのマネの域を出ていない、無理に高い声を出すので聞いていて気分が悪い等、アルバム一枚通してきちんと聞いたこともないくせに、そんな偏見を持っていました。

しかし、GALNERYUSを初めとして、現在活躍しているジャパニーズメタルバンドは個性的なバンドも多く、80年代から活躍しているANTHEMの円熟味を増した「HERALDIC DEVICE」というアルバムは、かつての私のような偏見を持っていた人間を黙らせる圧倒的なメタルパワーを持った作品になっています。

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ANTHEMとは

バンドの概略

1980年代のジャパニーズメタルが盛んだった頃に結成されたバンドです。

ベーシスト兼リーダーの柴田直人さんが主に作詞作曲をしています。

1992年に解散するも2001年に再結成し、現在も活動をしています。

リーダーの柴田直人さんは音楽に対して非常にストイックであるせいか、メンバーは非常に流動的です。

再結成前の1999年にはANTHEMの企画アルバムとして、RAINBOWやMSGなどで活躍したグラハム・ボネットをボーカリストに迎え、「HEAVY METAL ANTHEM」というアルバムをリリースしています。

ANTHEMの音楽性

ANTHEMの音楽性はアルバム毎に変わることなく一貫しています。

ザクザクとしたギターリフ、時折和を感じさせるメロディアスな歌メロ・ギターソロ、基本的に歌詞は日本語といったバンドです。

アルバムに収録されているギターのインスト曲は非常にメロディアスで、曲によっては演歌の領域に入っているのではないかと思えるものもあります。

洋楽ハードロックファンの方に向けたイメージとしては、ANNIHILATOR(アナイアレイター)のようなザクザクしたギターリフにY&Tのような非常に歌謡曲チックなメロディー、マイケルシェンカーやヴァンデンバーグのような非常にメロディアスなメロディー構成をきちんと考えたギターソロといった感じです。

メロスピではなく、どちらかというとACCEPTのような正統派ハードロックという感じです。

アルバム「HERALDIC DEVICE」について

今回、ANTHEMの数あるアルバムの中から、この「HERALDIC DEVICE」をピックアップさせていただいたのは、歌メロとギターリフの折り合い具合が絶妙で、ギターリフのカッコよさがありつつ、歌メロを殺していない(単調にしていない)ということと、ボーカルの坂本英三さんの円熟度が頂点に達した素晴らしい声を聞いていただきたいからです。

収録曲

  1. THE SIGN
  2. CONTAGIOUS
  3. GO!
  4. BLIND ALLEY
  5. ROCKBOUND
  6. WAYFARING MAN
  7. CODE OF THE SILENCE (Inst)
  8. IN THE DEAD OF NIGHT
  9. REMAINS
  10. LIVING PROOF

胸のすくような坂本英三というボーカルの存在

この「HERALDIC DEVICE」というアルバムのボーカリストは、坂本英三さんという方で、ANTHEM解散後に「アニメタル」で一世を風靡しました。

ANTHEM再結成後、坂本英三さんが再びボーカリストとなり、6枚のアルバムをリリースしました。7枚目からは森川之雄さんがボーカリストとなります。

「HERALDIC DEVICE」は坂本英三さんの最後のアルバムになります。それだけに、声の円熟度は頂点に達していて、胸をすく非常に気持ちの良い歌声となっています。

私のイメージ的には、八神純子さんの男版といった感じで、艶やかで伸びがあり、かつ力強いといった感じです。

まとめ

このアルバムを聞いていると、時々西城秀樹さんが頭をよぎります。特に西城秀樹さんの声が坂本英三さんに似ているとかそういうわけではないのですが、坂本英三さんは、ハイトーンで歌うのではなく、通常音域周辺で力強くカッコよく歌うので、「ジャガー」や「ナイトゲーム」を歌っていた西城秀樹さんのパワフルな歌唱を連想させます。

「ナイトゲーム」はもともとグラハムボネットが歌っていた曲なので、グラハムはANTHEMにも参加したという点で、少し共通点がありますね。

「HERALDIC DEVICE」のボーカルを西城秀樹さんの声に置き換え、想像しながら聞いてみると、このアルバムを西城秀樹さんが歌ったら、また別のカッコよさが出るだろうなと思います。

そういうわけで、ロックな西城秀樹さんが好きな方、是非このアルバムを聞いてみてください。私も西城秀樹さんの歌が大好きなので、ハマりました!

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