「誰にも書けない」アイドル論 / クリス松村 著~おすすめ!80年代アイドル本~

今回は、クリス松村さんの書いた”「誰にも書けない」アイドル論”という本を紹介させていただきます。

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音楽に対する愛情にあふれた本

私は電子書籍にて購入し、読んでみました。

アイドルについて語る時、誰が語っても同じという事はなく、その人の体験から得た感覚は、その人独自のものです。

そういった中で、クリス松村さんの幼少期から現在までのアイドルソングとの関りは深く、単に「聞く」ではなく、「傾聴する」という姿勢でアイドルソングを聴いてきたクリス松村さんの人生は、アイドルソングと共にあり、読んでいて身に染みるような思いを感じました。

”「誰にも書けない」アイドル論”は私たちに気づきを与えてくれる

80年代アイドルに関する本は、データと写真を載せたもの、特定のアイドルのみを扱ったもの、難しい言葉を使ってアイドルを論じるもの等、様々な形態のものがあります。

多くは内容が薄かったり、アイドルという人間自体の内容で、作者の情熱満載の書き方だったりで、データの基づいた客観的な80年代アイドルシーンを伝えてくれる本はあまりありません。

しかし、クリス松村さんは、この”「誰にも書けない」アイドル論”という本において、当時の膨大なデータに基づいて、当時沢山あったコンテスト、ニューミュージックアーティストや作家陣の関わり、時代背景などを通して、80年代アイドルシーンを的確に伝えてくれます。

特定のアイドルに偏ることなく、新井薫子さんを初めとするかなりマニアックなアイドルの話や、私たちの知らなかった「80年代アイドルのなぜ?」、80年代アイドルと現在のアイドルのオリコンチャート1位の違いなど、内容的にとても興味深い話が満載です。

大まかな内容

  • クリス松村さんのアイドルソングとの出会いと歌謡曲好きになったことによる苦悩
  • 80年代アイドルと現在のアイドルとの違い
  • 80年代のアイドルオーディションにおけるグランプリの考え方
  • おニャン子クラブと80年代アイドル
  • ウォークマン出現による音楽への関わり方の変化
  • 懐かしのアイドルは何故いつも同じ曲ばかりで紹介されるのか
  • 松任谷由実ら、ニューミュージックアーティストとアイドルソングの関係
  • 松本隆らの作詞家陣の作り上げる80年代アイドルの世界観
  • 元コスミック・インベンションの井上能征ら、現在も活躍している80年代アイドル達
  • 徐々に大物アイドルが出て来なくなってきた訳
  • メチャンコ・ミッキー、パリンコ学園No.1など、アイドル主演の番組について
  • ザ・ベストテンについて
  • 河合奈保子「けんかをやめて」、岡田有希子について語る、竹内まりやとクリス松村の対談による秘話

まとめ

クリス松村さんの書いた”「誰にも書けない」アイドル論”という本は、客観的視点で上記のような事項について語られており、ピックアップしている対象も他のアイドル本にはない、興味深いものです。

この本で語られているのは、アイドルという人間のことではなく、アイドルソングという曲についてです。

クリス松村さんの曲というものに対する強い愛情を感じます。

クリス松村さんは幼い頃、いじめ、厳格な親、学校の先生にも理解されない苦しみといった心を閉ざしがちな環境において、音楽との出会いにより自分を奮起させ、立ち上がることができたと言っています。

皆さんの中にも音楽に救われた方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?

本の語り口調も柔らかく、内容と共にこの本を読んでいると癒され、新たな気づきも与えてくれます。

80年代アイドルを好きな方は、是非この本を読んでみてください。

この本を読むと80年代アイドル熱が必ず再燃します!

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