NuForce HEM1にSHURE トリプルフランジを付けてみた!

今回は、高い遮音性を持つSHUREのトリプルフランジイヤーピースをNuForce HEM1に装着し、その装着感と音質について検証してみたいと思います。

HEM1付属のイヤーピースの遮音性がイマイチと感じられている方は、是非読んでみてください。

まず、トリプルフランジイヤーピースの特徴と調整の仕方等に付いて書きますが、この部分は以前、SHURE SE215spe&トリプルフランジの記事にも書きましたので、その記事を読まれた方は、「トリプルフランジイヤーピースの特徴」の章は飛ばしてください。

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トリプルフランジイヤーピースの特徴

トリプルフランジイヤーピースとは

大中小のきのこが重なって見えることから、三段きのことも呼ばれる、シリコン素材のイヤーピースです。

昔からSHUREのBA(バランスド・アーマチュア)には付属しているイヤーピースですが、ダイナミック型であるSE112,SE215,SE215spe等には付属していません。

トリプルフランジイヤーピースは、エティモティックリサーチではメインのイヤーピースとなっています。

トリプルフランジイヤーピースの使い方

装着方法

通常の丸形シリコンのように耳に装着しようとしても、このトリプルフランジイヤーピースははまりません。

耳たぶを下に引っ張りながらゆっくりと耳の奥へ挿入します。

調整のやり方

もし、痛みを感じるようなら、一番先端の小さい傘の部分をハサミでカットし、ダブルフランジにするか、イヤホンに装着する側の茎を適度な長さにカットするかで調整してください。

トリプルフランジ (5)

トリプルフランジ (2)

私はこのトリプルフランジイヤーピースを色々なやり方でカットし、試してみましたが、ダブルフランジが一番しっくりきました

耳に装着し、ベストなポジションになったにもかかわらず、イヤホン本体が耳から飛び出すようなら、茎の部分を1ミリ単位でカットしてみてください。

茎をカットするに当たって、目分量ではなく、きちんと定規等で図ってカットした方が良いです。適当にカットすると、左右を揃えようとだんだん短くなってきてしまいます。

耳からの外し方

耳から外す時は、イヤホンを上下左右にゆすりながら、ゆっくりと抜くようにしてください

力づくで一気に引っこ抜くと、耳の中が真空状態になっているため、大きな耳鳴りがし、耳を傷めます。

トリプルフランジイヤーピースの利点

トリプルフランジイヤーピースの最大の利点は、遮音性の高さと耐久性の高さを両立している点です。

この遮音性は、コンプライと同等、もしくはそれ以上です。物理的に耳に栓をする形になるので、電子制御によるノイズキャンセルよりも遮音性は高いです。

遮音性はコンプライと同等でありながら、シリコン素材でできている為、コンプライとは比べ物にならないぐらいの耐久性があります。

コンプライの耐久性は1~2か月程度ですが、トリプルフランジイヤーピースはイヤーピースが劣化してイヤホンノズルからスポッと抜けてしまう状態になるまで使用でき、その耐久期間は、最低でも1年はあります。

コンプライでトリプルフランジイヤーピースと同等の高さがあるPシリーズは、耳の中で先端がつぶれ、高域がマスクされるケースがありますが、トリプルフランジイヤーピースは、そもそも先端がつぶれるような仕様になっていないため、このような心配はありません。

HEM1&トリプルフランジイヤーピースの組み合わせ

装着感と遮音性について

トリプルフランジをそのまま使うと、個人的に耳の奥が痛むため、ダブルフランジにした装着感を書かせていただきます。

SHURE SE215speに、このダブルフランジを付けると、イヤホン本体は耳から飛び出すことなく、ぴったりと耳にハマりますが、NuForce HEM1の場合は、SE215speよりも深く装着できる本体形状のせいか、SE215speと同じぐらいの深さにイヤーピースを挿入すると、イヤホン本体が少し耳から浮きます。

柔らかいシリコン素材のため、耳の痛みはありません。

遮音性はSHUREのイヤホンと同様に、かなり高くなります。

イヤホンを装着しただけでも、外部の音はかなり遮音され、音を流せば、日常生活音は全く聞こえなくなります。

騒がしいファミレスや電車の中で音楽に集中したい場合は、このトリプルフランジイヤーピースを使うと良いと思います。

外出時は、車の走行音等もかなり聞こえづらくなるので、注意してください。

試聴環境

音質のレビューを始める前に、今回の試聴環境を記載しておきます。

DAP(デジタルオーディオプレイヤー)はSONY NW-ZX2を使用します。

試聴曲は以下の通りで、ファイル形式はFlacです。

Wink「淋しい熱帯魚」

マイケルシェンカーグループ「Assault Attack」

手嶌葵「La Vie En Rose」

音質について

付属のイヤーピースと比べてどのような変化があるのかを書いてみたいと思います。

まず、音量についてですが、イヤーピースをトリプルフランジに変更すると、遮音性が高いため、付属のイヤーピースで聴いていた音量よりも2~3程度ボリュームを下げる必要があります。

つまり、それ程音量を上げなくても適度な音量が得られるため、耳に優しいイヤーピースと言えます。

全試聴曲を通して共通して感じたのは、トリプルフランジにすると音場が立体的になり、音にダイレクト感が出ることです。

音場の立体感については、HEM1がシングルBAのせいか、非常に自然でなめらかな奥行きが眼前に現れます。

音のダイレクト感というのは、トリプルフランジは耳の鼓膜により近い部分で音を鳴らすせいか、音がよりリアルになる感じです。

特にボーカルが生々しく、SpinFitに交換した時のようなスカーっと明るくなる感じではなく、普段耳で聞いている声を間近で聴いているような感じがします。

ボーカル等にかかっているリバーブ(エコー)も、よりはっきりと分かります。

ドラムのキックは、そのアタックがより明瞭になり、音の芯を感じます。

曲別で言うと、「淋しい熱帯魚」では、4つ打ちのバスドラはキレを増し、ボーカルやシンセサイザーの旋律にかかっているリバーブがより明瞭になるため、音に響きを感じます。

「Assault Attack」では、左右で鳴っているギターフレーズが明瞭になり、バスドラの芯の部分を強く感じます。

「La Vie En Rose」は、ただでさえボーカルは生々しいのに、トリプルフランジにすることによって、本当に目の前で歌っているかのような錯覚に陥ります。

まとめ

イヤーピースをトリプルフランジに変更すると、音色や音量バランスはそのままに、音場の立体感がでて、音がよりリアルに聴こえるようになります。

音質アップと高い遮音性を求めている方にとって、SHUREのトリプルフランジイヤーピースはベストチョイスだと思います。

遮音性がかなり高いため、付属のイヤーピースと併用しながらTPOで使い分けると良いと思います。

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