おすすめ!ハードロック インスト BEST 30 Part 3

ハードロックのインスト BEST 30最後の記事となります。

今回は、10位から1位までを紹介させていただきますが、このハードロックのインスト BEST 30の選曲方法や趣旨については、Part 1にて説明させていただいておりますので、Part 1を読まれていない方は、出来ればPart 1から順に読んでいただけると幸いです。

★ハードロック インスト BEST 30 Part 1はこちら

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ハードロック インスト BEST 30(10位~1位)

10位 Coast To Coast(Scorpions
「Lovedrive」)

クラシカルなメロディーを高速、かつ、なめらかに弾くギタリスト ウリ・ジョン・ロートの脱退後に作成されたアルバムからの選曲です。

ドッシリとした重いリズムとシンプルでカッコいいギターリフが曲を引っ張っていきます。

普通なら、速弾きのギターソロが入ったりしますが、この曲では随所随所にキャッチーなギターメロディーが入る程度で、それほどギターソロを弾きまくっているという感じはありません。

リズムとギターバッキングで聴かせるスコーピオンズらしいインスト曲で、これはCDで聴いて楽しむというよりは、ライブで体感して盛り上がる曲だと思います。

私もこの曲を初めて聴いた時は、ギターソロがあまり入っていないので、それほど好きではありませんでしたが、ライブでこの曲を聴いて以来、大好きになりました。

この曲を聴いていると、ルドルフ・シェンカーが体をゆすりながらライブで演奏している様子が目に浮かび、熱くなります!

9位 Surfing With The Ailen(Joe Satriani「Surfing With The Alien」)

非常にノリがよく、気分爽快になる雰囲気を持ったインストで、ドライブしている時などに聴きたくなってしまいます。

当時、私はジョー・サトリアーニの事は「YOUNG GUITAR」等の雑誌で知りました。

大体どの雑誌でも、”スティーヴ・ヴァイの師匠”という紹介のされ方をしていて、スティーヴ・ヴァイの変幻自在でオリジナリティー溢れるギタープレイが好きだった私は、すぐにこの「Surfing With The Alien」というアルバムを聴きました。

タイトルチューンであるこの「Surfing With The Alien」という曲は、このアルバムの1曲目で、例えが正しいかどうか分かりませんが、ベンチャーズをハード&超テクニカルにしたような感じを受けました。

この「Surfing With The Alien」というアルバムは、全編インストですが、大抵この手のアルバムは、同じような曲調・フレーズが複数出て来たりして、聴いていて途中でダレてしまいます。

しかし、「Surfing With The Alien」に関しては、各曲の曲調・フレーズのみならず、ギターの音色等にも細かな工夫が見られ、聴いていて飽きないインストアルバムに仕上がっています。

8位 Racing With The Devil On A Spanish Highway (Revisited)(Riot「The Privilege Of Power」)

ジャズ・フュージョンギタリストのアル・ディ・メオラのカバー曲です。

この曲は、Riotがメロディック・スピードメタルへと転身した頃のアルバムに収録されていることもあり、原曲よりも、かなりヘビーな仕上がりになっており、聴いていると心臓がバクバクします(;^ω^)

ミュートを生かしたギターの速弾きとベースやドラムのユニゾンが聴きどころです。

この曲を気に入られたのなら、是非、原曲が収録されているアル・ディ・メオラの「Elegant Gypsy(エレガント・ジプシー)」というアルバムも聴いてみてください。

原曲の方はギターの歪みが抑えられているせいもあり、ミュートによるギターの速弾きのアタック感がより強調され、彼のオルタネイトピッキングで弾きまくるフレーズは、より緊張感とスピード感を増しています。

7位 Kamikaze(Vandenberg
「Alibi」)

ミドルテンポの曲ですが、ドドドドドドという3連のツーバスの連打が曲にスピード感を与えています。

しばらく大らかなギターリフで曲を牽引し、所々にペンタトニックスケールを中心としたソロが入ります。

曲の終盤では、マイナースケールを多用し、グッとくる哀愁のメロディーが胸を打ちます。

エイドリアン・ヴァンデンバーグのギター奏法は、ペンタトニックスケールとマイナースケールのフレンド具合、ハンマリング・プリングの使用頻度等、なんとなくマイケル・シェンカーに似ているように感じます。

この「Kamimaze」という曲も、マイケル・シェンカーの「Into The Area」のような雰囲気があり、ドラマティックに幕を閉じるような曲です。

6位 Ending Credits(Opeth
「Damnation」)

スロー寄りなミドルテンポの曲で、速弾きは一切ありません。

19位で紹介したウルフ・ホフマンの「Solveig´s Song」のようなけだるく悲し気なメロディーが、歪みを押さえた甘いギターの音色で奏でられます。

この曲調と、悲し気でキャッチーなメロディーが、どことなくレインボーの「Anybody There」に似ていて、リッチー・ブラックモアのインストが好きな私はハマりました。

5位 Trilogy Suite Op:5(Yngwie Malmsteen「Trilogy」)

曲名に「Suite(組曲)」と記載しているだけあり、曲の展開が印象的な曲です。

イングヴェイ・マルムスティーンは、私がハードロックを聴くきっかけになったアーティストだけあって、この曲は格別に好きでした。

濁りのない速弾きで美しいフレーズを奏で、曲調がどんどん変化する様は圧巻です。

4位 Bijou Pleasurette(Michael Schenker Group「Michael Schenker Group」)

マイケル・シェンカーのインストは、必ずどこかに哀愁のフレーズが潜んでいるため、大好きですが、この「Bijou Pleasurette」という曲は全編哀愁のフレーズで構成されたバラードです。

アコースティックギターと静かなシンセサイザーの伴奏に、甘いトーンの物悲しいギターの旋律が乗っかっていきます。

この甘いトーンのギターは多重録音され、非常に美しいハーモニーを奏でています。

3位 Satch Boogie(Joe Satriani「Surfing With The Alien」)

ブギーというと、私は昭和初期のブギウギという言葉を思い出し、「ダサ!」という感覚しか持っていませんでしたが、この「Satch Boogie」を聴いて、「ブギーってなんてカッコいいんだろう!!」と思いました。

「チャーチッチ チャーチッチ」というオープン・ハイハットとクローズド・ハイハットの軽快なリズムから曲は始まり、スピード感のある跳ねるリズムと、全楽器がリズムにシンクロするキメが所々に入る爽快感のある非常に気持ちの良い曲です。

ギターの速弾きも所々に入っていますが、この曲はそういった部分よりも、音の伸ばす部分とビシッと切る部分が絶妙にブレンドされたギターのリズムがおすすめポイントです。

卓越したリズム感の持ち主でないと、こういった曲は弾きこなせません。

一定の速さで16・32分音符を弾きまくるギターソロばかり聴いている方には、是非聴いていただきたい1曲です。

2位 The Loner(Gary Moore「Wild Frontier」)

ゆったりとしたテンポの心にズシーンとくるバラードです。

ギターの1音を弾いただけで、リスナーを感動させられるギタリストは、そう多くないと思いますが、ゲイリー・ムーアは、まさにそういったタイプのギタリストです。

ゲイリー・ムーアの曲は、色々なタイプの曲がありますが、その真骨頂は、やはりバラード系のギターソロにあると思います。

ギターのトーン、歪み具合、音の強弱等を駆使し、自身の感情をギターを通して表現しています。

ギターはゲイリー・ムーアの感情伝達器官として体に一体化し、ゲイリー・ムーアのこういったバラード曲を聴いていると、まるで感動モノの映画を見ているかのような気分になってしまいます。

この曲のメインテーマの部分は、ゆったりとしたメロディーなので、簡単に弾けそうに思いますが、実際に弾いてみると、あまりの違いにきっと「う~ん、なんでゲイリー・ムーアみたいな感じにならないんだろう?」と悩まれると思います。

これは、テクニックではなく一種の才能で、それと同時に、感受性の強いゲイリー・ムーアだからこそなせる業だと思います。

1位 Realm Of The Senses(Marty Friedman「Scenes」)

大好きなギタリストはたくさんいますが、私はマーティ・フリードマンが一番好きです。

マーティ・フリードマンのギターワークは、リッチー・ブラックモアが時折奏でる怪しげなフレーズ、マイケル・シェンカーの哀愁漂うメロディアスなフレーズ、イングヴェイ・マルムスティーンの高速フレーズ、スティーヴ・ヴァイの不可思議なフレーズなど、色々な要素を含んでいて、聴いていて面白いです。

特に、マーティ・フリードマンは演歌など日本の音楽に傾倒していることもあり、よく、「さくら」のような和の音がギターフレーズの中に入ったり、素早いチョーキングのアップダウンにより、演歌のこぶしを再現しようとしたりしています。

こういった音がフックになり、マーティ・フリードマンのソロは耳に残ります。

さて、この「Realm Of The Senses」という曲ですが、これはその極みと言っても良い曲で、いきなり日本語の発音のおかしな女性の語りから曲は始まります。

大らかなキーボードの旋律を主として、マーティ・フリードマンの泣きのギターが所々に入ってきます。

琴で弾く「さくら」+演歌+ハードロックのバラードといった感じで、他のハードロックアーティストには見当たらない曲です。

好き嫌いは別にして、泣きのギターフレーズが好きな方には、是非聴いていただきたい曲です。

まとめ

色々な思い出が出てきてしまい、また長い記事になってしまいました。

お付き合いくださった方、ありがとうございました。

今回、こういった記事を書いたのは、なにもインスト曲の優劣を決めようと思って書いたのではなく、大好きな曲で何度も聞いていると飽きてきて聴く頻度が減ってくるので、違った角度からプレイリストを作って聴いてみると新鮮な感じがして、また聴いてみようという気分になるのではないかと思ったからです。

どうでしょう、皆様はそういった気分になったでしょうか…(^-^;

さて、皆さんはどんな感じでハードロックのアルバムを探していますか?

私は、イングヴェイ・マルムスティーンの「イカルスの夢 組曲作品4」という曲を聴いて衝撃を受け、そこからハードロックの世界へ足を踏み入れました。

イングヴェイ・マルムスティーンを追ってアルカトラス、グラハムを追ってレインボー、MSGと、そのメンバーを追って世界が広がって行きました。

どこまで広がって行ったかを記事にしてみましたので、時間のある方は是非読んでみてください。

<次のページ>私のハードロックの広がり方

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