昭和ハードロック体験記~RAINBOWからBABYMETALまで~Part9

最終回として、BABYMETALと書き残したGARY MOOREについて書いてみたいと思います。

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私の魅せられたバンドとBABYMETALについて

GARY MOORE(ゲイリー・ムーア)

ハードロックギタリストの中で、悲し気な旋律を情緒たっぷりに引くギタリストは数多く存在しますが、その中でも私はゲイリー・ムーアが一番好きです。

ゲイリー・ムーアの曲は、ギターリフといった楽器を中心に作曲しているというより、メロディーを中心に楽曲を構築している感じで、非常に歌メロやギターのメロディーが秀逸です。

カッコ良くて聞きやすい、そんなハードロックの曲を探している方にはぴったりだと思います。

特筆すべきは、ゲイリー・ムーアのバラードで見せる泣きのギターです。大胆なチョーキング、信じられないぐらいのロングトーン、歪み具合の強弱など、フレーズ的には簡単に思えても、実際にやってみると、ゲイリー・ムーアと同じような音を出すことは大変困難です。

速弾き等のテクニックは、器用な方なら練習次第でどうにでもなりそうですが、ゲイリー・ムーアのまるで人が歌っているかのような音を出すことに関しては、テクニックではどうにもならなず、プレイヤーの感情表現のうまさという人間的な部分に関わるものだと思います。

ゲイリー・ムーアはハードロックから、ブルースに傾倒(回帰)していき、私はその途中まで追いました。

当初はブルースからハードロックに戻って欲しいと願っていましたが、ブルースにおいてもゲイリー・ムーアの魅力は存分に発揮されているので、今となってはどちらでも良いと思っています。

ゲイリー・ムーアを初めて聞く方は、「Wild Frontier」辺りを聞いてみてください。このアルバムの「The Loner」を聞いて感銘を受けたなら、アルバム「AFTER THE WAR」の「The Messiah Will Come Again」や、アルバム「Back on the Streets」の「Parisienne Walkways」といったバラードのインスト曲も聞いてみてください。

ブルース路線になったアルバム「Still Got The Blues」もゲイリー・ムーアの抒情的フレーズを十分聞くことが出来るので、ブルースだからといって敬遠せず、是非聞いてみてください。

BABYMETALについて

AKB48を筆頭に、ももいろクローバー、9nine、bump.y、フェアリーズ等のアイドルが乱立するアイドル戦国時代と呼ばれる時期に、私は初めてBABYMETALを見ました。

BABYMETALの「イジメ、ダメ、ゼッタイ」を見た第一印象は、メインボーカルの両サイドにいる2人の女の子が、合いの手で「見つめちゃいや~ん」とか「ダメダメダメ」とか可愛らしく言っているのを見て、「こいつらメタルをなめとんのか!」でした。

しかし、何度かテレビで歌っている姿や、PVを見るうちに、他のアイドルとは異なる強烈な個性が気になってきました。

BABYMETALの良さを決定付けたのは、生バンドを従えて歌った時でした。

ハードロックは大体どのバンドも○○系といったように、ある程度の型があります。見た目やパフォーマンスも、カッコいい、おどろおどろしいとか似たり寄ったりで、新しいバンドが出てきても、あまり新鮮味を感じなくなってきました。

しかし、BABYMETALは、ハードロックに日本特有の「かわいい」という要素をブレンドし、ハードロック界のどの型にも当てはまらないオリジナリティーを作り出してしまいました。

バンドの実力は本物で、今までダサいと思っていた「見つめちゃいや~ん」等の合いの手も、いつのまにか「サイコー!」という受け止め方になってしまいました>^_^<

ハードロックの場合は、間奏時はギタリストが前に出て、ギターを弾きまくり、ボーカルは後ろに引っ込んで、軽くステップを踏んだりするぐらいですが、BABYMETALの場合は、パフォーマンスも振り付け師が考えただけあって、見る者を飽きさせない、かなり練り込まれたストーリー仕立てのものとなっています。

歌詞についても独特のものもあり、例えば「4の歌」などは、今までのハードロック界にはあり得なかった、ぶっとんだ歌詞となっています(是非聞いてみてください!)。

現在、日本で活躍している元メガデスのギタリストのマーティー・フリードマンは、「ハードロックのバンドは、ハードロックの音楽しかやらないが、日本の音楽は、曲に色々な音楽の要素が詰め込まれていて、音楽のテーマパークみたいだ」と日本の音楽を絶賛し、自ら日本の音楽界にどっぷり浸かっています。

BABYMETALには、こういった日本特有の文化とマネのブレンドが非常にうまくできたアーティストと言えます。

BABYMETALは、誰もが見たことのない強烈なオリジナリティーがあるので、海外で人気が高いのもうなずけます。

ハードロックを何十年も聞いていると、先程もお話ししたようにある程度の型が見えてきてしまって、中途半端な新人バンドを聞くなら、その元祖であるバンドの旧譜を聞いた方がマシという考えになり、新しいバンドを追わなくなりがちですが、BABYMETALはそういった障壁をぶち壊してくれる存在だと思います。

昔はハードロックが大好きだったけど、今は何だかんだでほとんど聞いていないという方に、BABYMETALの音楽を是非聞いて欲しいと思います。

かつて皆さんが新鮮味のあるバンドを見つけて得た興奮をきっと思い出させてくれ、かつ再度ハードロックの世界に、こういった皆さんを引き戻してくれると思います。

BABYMETALの魅力を最大限に知るには、できればCDよりもDVD等のライブ映像と共に音楽を聞いて欲しいと思います。

メタルゴッド達にも愛されているBABYMETAL、日本の宝です(^_-)

まとめ

私の昭和ハードロック体験記は、1、2ページで終える予定でしたが、書き始めたら色々な思いが出てきてしまって、結局PART9までになってしまいました。

この記事は、昔自分もこんな感じでハードロックの裾野を広げていったなと懐かしんでいただいたり、これからハードロックを聞いていきたいと思われている方に、ハードロックの広がり方やおすすめのバンドやアルバムを紹介したいという意図で書かせていただきました。

皆さんの暇つぶしになったり、参考になったりする部分が少しでもあったでしょうか?

ハードロックに関しては、特に私の好きなアーティスト・アルバムは別記事として今後も書いていきたいと思います。

時間のある時に、また是非遊びに来てください(^^)/

関連事項

昭和ハードロック体験記 PART1

昭和ハードロック体験記 PART2

昭和ハードロック体験記 PART3

昭和ハードロック体験記 PART4

昭和ハードロック体験記 PART5

昭和ハードロック体験記 PART6

昭和ハードロック体験記 PART7

昭和ハードロック体験記 PART8

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