昭和ハードロック体験記~RAINBOWからBABYMETALまで~Part8

今回は、DREAM THEATERから広がった私のハードロック体験記を書きたいと思います。

私がハードロックを本格的に聞き始めて、4~5年ぐらい経った頃、大体ハードロックのパターンが見えてきて、少しマンネリというか、もっと強烈な個性のあるバンドはないかなと思っていました。

私自身もハードロック寄りのオリジナルバンドを組んでいて、自分ならギターリフがカッコよく、歌メロ・ギターソロが哀愁的なキャッチー、曲の所々に変拍子やキメ、転調を入れる、曲の長さは5分程度、曲のどの部分を聞いてもつまらない部分はなくす!というのを目指して曲を作っていました。

しかし、素人が試行錯誤しながら作っているので、なかなか納得するような曲はできませんでした。理想に近い曲が出来たとしても、メンバーの演奏技術が追い付かず、ボツになるものもありました。

こんな時に出会ったのが、DREAM THEATERの「IMAGES AND WORDS」というアルバムでした。

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DREAM THEATHER

感動と絶望感を抱いたDREAM THEATER

2ndアルバム「IMAGES AND WORDS」は、私が初めて聞いたDREAM THEATERのアルバムです。

このアルバムを聞いて、私は「はぁ~」とため息が出てしまいました。このため息は、自分が作りたかった曲は、まさにDREAM THEATERのような曲で、それは非常に高いクオリティー&演奏技術を兼ね備えていたので、私は一時、作曲する意欲をなくしてしまいました。

DREAM THEATERは、ハードロックが主体で、そこに大胆な変拍子・転調等のプログレッシブ要素が詰まったバンドです。

私はギタリストでありながら、複雑なドラムパターンが大好きだったので、DREAM THEATERには大きな衝撃を受けました。

私は、近くの市民会館でDREAM THEATERがライブをやることを知り、すぐにチケットを購入し、ライブを見に行きました。

前から数列目の席で、ステージから非常に近いところで見ることが出来ました。ドラムのマイク・ポートノイがスティックを投げたのですが、それは頭上を越えていき、キャッチすることが出来ませんでした(;^ω^)

「IMAGES AND WORDS」に収録されている「METROPOLIS – PART1」に衝撃を受けた私は、その後、1stを聞き、ライブDVDも購入し、以後リリースされるアルバムを12枚目の「A Dramatic Turn of Events」辺りまでは何とか聞きました。

ただ、3rdアルバム「AWAKE」を聞いた時、嫌な予感がしました。

嫌な予感というのは、DREAM THEATERのアルバムは濃厚なので、今後も似た傾向のアルバムが数枚リリースされたら、お腹いっぱいになっちゃうかもしれないと思ったことです。

前にHELLOWEENの所でも書きましたが、私はどんなに気に入っていても、同じ傾向のアルバムを数枚立て続けに聞くと、飽きてしまう傾向にあるため、「AWAKE」以降のアルバムも購入したり、友人から借りて聞きはしましたが、初めの頃のように熱心に聞くことは、だんだんなくなってきました。

DREAM THEATERファンの方からしたら、ちょっと変わっていると思われるかもしれませんが、私は2ndの他に好きな一枚を挙げろと言われたら、5thアルバムの「Falling Into Infinity」を挙げます。

このアルバムは比較的1曲1曲がコンパクトで聞きやすく、その中にプログレ的要素が入っており、アルバムを通して聞くにはとても聞きやすいので好きなアルバムです。

曲の雰囲気はちょっと違いますが、かつてASIAの目指していたような、そんな感じがしないでもないです。

フォロワー的なバンドを探して

DREAM THEATERにどっぷりハマっていた頃は、そのフォロワー的なバンドを求めて雑誌等で色々探しました。このジャンルに関しては、色々なバンドのアルバムを買ってはすぐに売るという行為を繰り返していたので、正直なところ、どのバンドのどのアルバムを購入したのかあまり覚えていません。

当時は動画サイトやネット通販等で試聴することはできなかったため、どんなアルバムかは購入してからでないと分からず、雑誌のレビューやジャケットの雰囲気を見て、一か八かの購入でした。

一つだけ覚えているのは、スレッショルドというバンドのアルバムを1枚購入したことぐらいです。

ただ、ずっと後になってから再度、いくつかのバンドを聞いてみました。

CIRCUS MAXIMUS(サーカス・マキシマス)

曲調や楽器の音色までDREAM THEATERにそっくりですが、「ISOLATE」というアルバムのインスト曲「SANE TO MORE」という曲は、コンパクトにまとまっていながらも曲の展開があり、好きな曲でした。

MYLATH(ミラス)

チュニジア共和国のバンドです。TALES OF SANDSというアルバムは、アラビア語で歌われている曲もあり、その曲調は、リッチー・ブラックモアが時折奏でる中近東風の怪しげなメロディー満載のアルバムとなっています。

OPETH(オーペス)

スウェーデンのバンドです。曲調はBLACK SABBATHをさらにダークにしたような怪しげな雰囲気があります。アルバムによってはデスメタルのデス声だったり、全くデス声でないクリーンな声だったりとまちまちです。

1990年代にデビューしたバンドですが、HERITAGEというアルバムは、70年代のアルバムのような少し古臭い音をあえて出し、怪しげな雰囲気を一層高めています。BLACK SABBATHに曲の展開を持たせたようなアルバムです。このアルバムは全編クリーンな声で歌われているため、デス声が苦手な方にもおすすめです。

THE MARS VOLTA(マーズ・ボルタ)

アメリカのバンドです。今まで挙げた中で一番風変わりなバンドです。ハードロックというより、ハードパンクにプログレ的な展開を入れ込んだような曲調です。

何枚もアルバムをリリースしているようですが、私はTHE BEDLAM IN GOLIATHというアルバムを聞いてぶっ飛びました(;’∀’)

プログレハードを聞いてみた

ある時、ハードロック系の雑誌を読んでいて、プログレハードなるバンドの紹介がありました。そこで上がっていたバンドは、JOURNEY、STYX、RUSH、KANSAS等でした。

RUSHは友人が好きだったので「PERMANENT WAVES」というアルバムを借りて聞きました。

KANSASは「CARRY ON WAYWARD SON」という曲が気に入ったので、「LEFTOVERTURE」というアルバムを購入しました。

確かにドラマティックに展開する曲があったりで、プログレの要素はあるなと思いました。

しかし、JOURNEYは「SEPARATE WAYS」、STYXは「Mr.ROBOT」のイメージしかなかったので、どこがブログレ?っと思って、しばらくは手を出さなかったのですが、後になってそれぞれの初期のアルバムを聞いてみて、確かに曲によってはプログレ的な展開があるなと思いました。

ただ、DREAM THEATERを基本に考えていた私にとっては、これらのバンドは重さと旋律の好みの違いにより、プログレッシブ的ハードロックという意味においては、それほどハマりはしませんでした。

私の見つけた個性的な曲

最後に、プログレ、又はプログレハードという肩書はなくとも、私が聞いてプログレ的要素を感じられたバンド・アルバム・曲をいくつか紹介したいと思います。

ANNIHIRALOR(アナイアレイター)

SET THE WORLD ON FIREというアルバムの「BRAIN DANCE」という曲です。スラッシュ的なリフで始まりますが、歌が始まると普通のハードロック、サビでは最初のスラッシュ的なリフの戻り、途中からちょっとふざけたようなバイキングメタルのようになり、ギターソロはメロディアス…と複雑な曲展開が約5分の中で目まぐるしく展開していきます。

ANGRA(アングラ)

ANGELS CRYというアルバムですが、このアルバムの多くの曲は、初めのイメージのまま終わらず、間奏辺りで曲の雰囲気がガラッと変わったりします。このアルバムは全ての曲が気に入りました。

メロスピに変化球!といった感じのアルバムです。

SYMPHONEY X(シンフォニー エックス)

SYMPHONY Xというアルバムですが、これもANGRAのANGELS CRY同様、多くの曲は何らかの展開があります。

SYMPHONY Xはスラッシュ的な攻撃性にちょっと変わったメロディー、ギターはイングヴェイのようなクラシカルな速弾きといったイメージです。

特に「MASQUERADE」という曲が複雑で面白いです。

DIZZY MIZZ LIZZY(ディジー ミズ リジー)

DIZZY MIZZ LIZZは、ギター兼ボーカル、ベース、ドラムの3ピースのバンドです。ビートルズのような非常にキャッチーなメロディーを主体として、4分程度の曲の中に、変拍子や展開があります。

プログレというのはどうかと思いますが、私は、DIZZY MIZZ LIZZYの曲にはプログレッシブの要素がどのアルバム、どの曲にも入っていると思います。

どのアルバムを聞いてもはずれはないですが、聞いたことのない方は「ROTATOR」あたりを聞いてみてください。

KANSAS(カンサス)

先ほどプログレハードのところであげましたが、「IN THE SPITIT OF THINGS」というアルバムの「RAINMAKER」という曲は、壮大でハードな曲調、ドラマティックに曲が展開していきます。少しQUEENに似た雰囲気のある曲です。

まとめ

大分話が長くなってしまったので、今回はここで終わりにします。ストレートな曲調よりもちょっと曲に変化球を求めている方は、是非聞いてみてください。

さて、次回でこの昭和ハードロック体験記の話は終わりにしようと思います。最後に、今まで出てこなかった私の好きなバンドとBABYMETALについて思うことを書いてみたいと思います。

また遊びに来てください(^_-)-☆

関連事項

昭和ハードロック体験記 PART1

昭和ハードロック体験記 PART2

昭和ハードロック体験記 PART3

昭和ハードロック体験記 PART4

昭和ハードロック体験記 PART5

昭和ハードロック体験記 PART6

昭和ハードロック体験記 PART7

昭和ハードロック体験記 PART9

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