CDウォークマン vs NW-ZX2~その音質差と音楽との関わり方の変化~

先日、家の整理をしていたら2000年頃に購入したCDウォークマン D-EJ1000が出てきました。

初期のポータブルCDプレイヤーは分厚い感じでしたが、この頃の製品は、かなり薄型で、電池はガム型充電池を使用していました。

これを見ていたら、ふと、現在現役で使用しているSONYのデジタル・オーディオ・プレイヤー NW-ZX2との音質の違いが気になったので、聴き比べてみました。

カセットウォークマンからMD、CDウォークマンまで使用していた際、音質についてはあまり気にした記憶がなく、ポータブルプレイヤーの音質について気になりだしたのは、デジタル・オーディオ・プレイヤー(以下、DAP)になってからでした。

さて、この2機種はどの程度の音質差があるのでしょう?

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CDウォークマン vs DAP

技術の進歩と共に変化する音楽の聴き方

ポータブルプレイヤーとして最初に購入したのは、SONYの2代目カセットウォークマン WM-2で、それ以降、私が購入したのは、ほとんどSONYの製品でした。

MDになった時は、コンパクトでCDのように簡単に曲を飛ばすことが出来るようになったこと、CD-R(RW)になった時は、より高速なライティングが出来るようになったことに感動していました。

現在、DAPやスマホにたくさんの曲を入れて持ち運ぶことが出来たり、ストリーミングにより、多くの音楽に出会うことが出来たりで、音楽を聴く環境は非常に快適になっています。

ただ、便利になればなるほど、音楽との付き合い方がライトになって来たかな…なんて個人的には思います。

かつては、翌日の通学・通勤時に聴きたいカセットテープなどを悩みながら何本か選択し、カバンに入れ、満員電車に乗ろうものなら、カセットを入れ替えたくても、それが出来なかったので、アルバムを最後まで聴いたものでした。

それゆえ、あまり好みでない曲も自然と耳に入り、ふとした瞬間に、そういう曲も好きになっていたり…

その日に聴くアルバムを散々悩んで選択したことや、アルバムを通して聴く機会が多かったことなどから、1枚のアルバムに対する感じ方や思い出が、現在と比べると非常に濃かったような気がします。

CDウォークマンとNW-ZX2の音質について

CDウォークマン D-EJ1000とNW-ZX2の聴き比べに当たって、ヘッドホンは、SONYのモニターヘッドホン MDR-Z1000を使用しました。

音源は、河合奈保子さんのアルバム「Diary」、乃木坂46のアルバム「生まれてから初めて見た夢」を使い、NW-ZX2にはwavで取り込みました。

80年代のアルバムと現在のアルバムとでは、アルバム作成の技術や考え方が違うので、この2枚をチョイスし、聴き比べることにしました。

河合奈保子「Diary」

まず、CDウォークマンの音を聴いてみました。

音場は、奥行きはあまり感じませんが、頭一回り分程度の上下左右の広さがあります。

音のバランスについては、特にどこの帯域を強調しているという事もなく、フラットですが、ベースやバスドラムといった低音に力強さを感じます。

その低音はふくよかで弾力があり、アタック音もよく分かる質の良い低音です。

シンバルやハイハットと言った高音やボーカルを主体とした中音は、エッジ(音の輪郭)を立てない落ち着いた聴きやすい音です。

全体的にまろやか、アナログチックという言葉が合いそうな音質でした。

初期のCDプレイヤーは、いかにもデジタルという感じで、クリアである反面、アナログに比べると音の力強さに欠ける印象がありましたが、このD-EJ1000に関しては、そういったことは感じませんでした。

次に、NW-ZX2にヘッドホンを差し替え、音を出してみたところ、その音質はかなり違いました。

音場と音のバランスは変わりませんが、CDの音質からベールを1枚剥がしたようなクリアな音質で、曲の中で鳴っている全ての音・楽器の音の余韻までがはっきりと分かります。

低音の芯はより締まりながらも、力強さはCDと変わりません。

特筆すべきは音のセパレーションで、センターと左右の音の分離が自然、かつ鮮明で、目の前が開けたような感覚になります。

もう一度、CDの音を聴いてみると、音が暗く、それほど悪くないと思っていた音の解像度や分解能も今一つに感じてしまいます。

河合奈保子さんのアルバム「Diary」に関して言えば、解像度(音の鮮明度合い)や分解能(音の分離具合)の高いNW-ZX2で聴いたほうが、より気持ち良く聴くことが出来ました。

乃木坂46「生まれてから初めて見る夢」

聴き比べた印象は、先程の「Diary」と同じで、NW-ZX2の方が音が明るくクリアで、細かい音もより聴きやすかったです。

ただ、元々、低音や中音を中心とした音圧が高く、シーケンス音などによるたくさんの音が空間を隙間なく埋めているせいか、「Diary」程は解像度や分解能に意識が向きませんでした。

収録曲である「インフルエンサー」などは、NW-ZX2の方が、右から聞こえるタンバリンの音などがはっきりと聞こえて気持ちが良い反面、CDよりも若干音がやせて聞こえます。

乃木坂46に関しては、あまり解像度や分解能を高めないCDウォークマンの方が、音の一体感や圧力を感じることが出来て気持ち良く、好みでどちらの機器を使って聴いてもいいかなと思いました。

まとめ

ポータブルCDプレイヤー、DAP、ヘッドホンを違うものに変えれば、また別の印象を持つかもしれませんが、総じていうと、現在のDAPは解像度や分解能を上げ、さらにクリアな音質になってきており、MDと始めとする初期のデジタルプレイヤーとは、かなりの差があると思います。

個人的には、そこまで解像度や分解能を上げてクリアにする必要があるのかなとも思いますが、そういう技術によって、今まで聴いていた音楽から新たな発見が出来るのも、また一つの楽しみ方だと思います。

ポータブルCDプレイヤーも音のバランスが良く、DAPと聴き比べなければ、それ程、解像度や分解能について悪くないと思いましたので、もし押し入れで眠っている過去のポータブル再生機器があるなら、時々引っ張り出して聴いてみてはいかがでしょうか?

特に電池を入れっぱなしのまま放置しておくと、電池の液漏れにより、最悪の場合はプレイヤー自体がダメになってしまう事もあるので、気になったら確認してメンテしてみてください。

ガム型充電池もまだ手に入りますよ(^^♪

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