カセット ウォークマン VS NW-ZX2 聴き比べてみたら…!?

私は昭和40年代生まれですが、この年代辺りの方々は、ウォークマンのようなポータブルカセットプレイヤーを使っていた方も多くいらっしゃると思います。

p1050983

今回は、いつの世代の物か分かりませんが、実家に行ったときに眠っていたカセットウォークマン WM-FX24というものがあったので、私が現在使用しているデジタル・オーディオ・プレイヤー(以下DAP) SONY NW-ZX2と音質的にどんな違いがあるのか聞き比べてみました。

p1050985

スポンサーリンク

カセットウォークマンとDAPの音質は全くの別物だった!!

初めてのカセットウォークマンと当時の印象

私が初めて手にしたポータブルカセットプレイヤーは、銀色のボディーに、オレンジのパッドが付いた華奢なオンイヤーヘッドホンのSONY WM-2というウォークマンでした。

当時は小学生で、ヘッドホンで音楽を聞くということはほとんどなく、ラジカセをテレビの前において、家族に静かにしてもらって録音したりしていました(飼い犬の鳴き声はどうにもなりませんでした(;’∀’))。

こんな感じだったので、カセットウォークマンWM-2で音楽を聞いた時の感動は一塩でした。

今でもはっきり覚えていますが、WM-2を購入し、初めて聞いた曲は、沖田浩之さんの「E気持」でした。ドラムのタムの音が右から左に移動していくステレオ感にびっくりして、「これがステレオ再生というものか!」と感動したものでした。

WM-2はどのぐらいの期間使っていたか覚えていませんが、確か再生ボタンを押しても、カッカッカッと音がして再生ができない状態になり、新しいウォークマンに買い替えたと思います。

こんな感じで、何年かに一度、故障によりウォークマンを買い替えていました。

カセットウォークマンを使用していて、音質がどうのこうのということは、全く考えることはありませんでした。思ったとしても、この曲はプチプチノイズが少なくて聞きやすいな~程度でした。

ポータブルMDプレイヤーを使用している時も特に音質の事は気にならず、CDみたいで使いやすいな~と思っていました。

フラッグシップのDAPや高額なイヤホンを購入し始めてから、音質の事が気になりだしましたが、どうしてなんでしょうね?

カセットウォークマン WM-FX24とNW-ZX2を聞き比べてみた

我が家にノーランズのカセットがあったので、ノーランズの「SEXY MUSIC」と「GOTTA PULL MYSELF TOGETHER」で聞き比べてみました。

p1050990

試聴に際して使用したヘッドホンは、SONYのモニターヘッドホン MDR-Z1000です。

なお、各機器共に音響関連のエフェクト関連は全てオフにしています。NW-ZX2の音源はFLACです。

p1050989

まず、カセットテープの方を聞いてみました。再生ボタン押すと、懐かしいサーッというノイズが出てきました。MDR-Z1000で聞く分には、それ程このノイズは大きいという感じではありませんでした。曲が始まるとノイズは気にならなくなりました。

こじんまりとした音場の中に、肉厚の音が飛び出してきました。鳴っている各音の音像(音の面積)は大きく、音が空間をびっちり埋め尽くすような感覚です。

音質はまろやかで、シンバルやハイハットは金属的な鳴り方をせず、優しい音です。低音はボア付かず、自然です。ベースラインも聞き取れます。

どの音もバランスよく出ています。

p1050987

次に、NW-ZX2で同じ曲を聞いてみました。音場はカセットとあまり変わらない気がしますが、各音の音像がカセットよりも小さいため、カセットよりも気持ち空間が広く感じます。

シンバルやハイハット等は金属的な鳴り方をし、音が良く分離していて、細かい音がはっきりと聞こえます。まろやかで、フラットな感じはカセットと同じです。

決定的に違うのはボーカルの音像です。NW-ZX2が直径5cmぐらいの円とすると、カセットはその倍の直径10cmぐらいある感じです。

このせいで、ボーカルのリアル感はカセットの方があります。カセットを聞いてからNW-ZX2を聞くと、若干音がスカスカな感じがしました。

p1050988

ちなみに、SHURE SE846というイヤホンでも聞き比べてみましたが、結果はほぼ同じでした。ただ、SE846でカセットを聞くと、サーノイズの他に、ジリジリという機械の駆動音まで聞こえてきます。曲が始まれば気になりませんが。

まとめ

ノイズや解像度という点では、NW-ZX2の方が圧倒的勝利ですが、音の力強さ・迫力・生々しさという点においてはカセットの方があるように感じました。

先程も書きましたが、カセットの後にNW-ZX2を聞くと音がスカスカ気味というか、音がバラバラに聞こえる感覚があり、かつ人工的な音に聞こえてしまいます。

よくDAPでは、ヘッドホンを鳴らし切れているか否かという話題が上がりますが、このカセットプレイヤーに関しては、全くそんなことは感じさせず、十分に鳴り響いている印象です。

DAPはスカーっとした空間、高解像度、締まった音という印象で、高額になればなるほど、その傾向は強まってきます。

しかし、本当にそれが良い音なのだろうか、スペック的に良いとされる音が、自分にとって良い音なのだろうか…と考えさせられてしまいました。

どちらの音が聞いていて気持ちよかったかというと、個人的にはカセットの方でした。

これをきっかけに、無性に昔の様にレコードからカセットに録音してポータブルカセットプレイヤーを外出時に持ち出し、聞いてみたくなってしまいました。

カセットよりも断然DAPの方が高音質という結果を予想しながらやってみた今回の聴き比べでしたが、かえって自分を悩ませる結果となってしまいました。

さて、先程ノーランズのカセットテープを久しぶりに聴きましたが、当時、アーティスのアルバムは基本的にLPレコードで購入していましたが、何作品かはカセットテープで購入しました。

次のページでは、私がカセットテープで購入したアルバムの話をしたいと思います。

<次のページ> カセットで購入したアルバム~なぜLPレコードで買わなかったのか?~

関連事項

2017 大ラジカセ展(西武 渋谷店)に行ってきました!

ブログの目次

イヤホン・ヘッドホン・DAP関連記事一覧

★ブログトップページ

スポンサーリンク
カセット ウォークマン VS NW-ZX2 聴き比べてみたら…!?
この記事をお届けした
おすすめイヤホンと黄金の80年代の最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする