AZLAのイヤホン第2弾「HORIZON」試聴レビュー~旧モデルとの違いは?~

来月、韓国メーカーのAZLA(アズラ)から、新しいハイレゾ対応イヤホン「HORIZON」が発売される予定で、3万円を切る価格設定となっています。

昨年発売されたAZLAの第1弾イヤホンは、BA(バランスド・アーマチュア)とダイナミックドライバーを1基ずつ搭載したハイブリッド型で、ダイナミックドライバーの真ん中を貫くようにBAが配置されている独自の構造や、丁寧な描写と迫力ある音質に度肝を抜かれました。

第2弾となる「HORIZON」はダイナミックドライバー1基のみですが、ユーザーの意見を取り入れて向上させたと思われるフィット感も含めて、どのような進化を遂げたのか、旧モデルと比較しながらチェックしてみました。

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向上したフィット感と新たなサウンドアプローチ

「HORIZON」は、旧モデル「AZLA-01R」から引き続き、独自のサウンド調整機構等を設けたイヤホンですが、ここでは、あまり細かいスペック等には触れませんので、それらについては公式サイト等で確認してみてください。

ハード面

本体色のバリエーションは、シースルーのブラックにレッドのプレート&ノズル、ブラックのプレート&ノズルの2カラーです。

SendnaEarfitと名付けられた新しいイヤーピースは、ノズルにガッチリとハマっており、結構力を入れないと外れません。

これにより、イヤーピースが耳に残るということは皆無だと思いますが、他社のイヤーピースを使用する場合は、モノによってはキツくてハマりづらいかもしれません。

「HORIZON」は、イヤホンコードを耳に掛けるタイプですが、旧モデルとは異なり、耳掛け部分にワイヤーは入っていません。

ただ、耳掛け部分に緩いカーブを描いたクセがついていて、自然に耳にフィットする感じでした。

編み込みになっているケーブルは、しなやかで軽量ですが、クニャっとよれる感じがあります。

コードの左右分岐部分にコードスライダーは付いていません。

プラグはL字です。

本体形状は、旧モデルとあまり変わりませんが、旧モデルよりも一回り小さくなった印象です。

耳に装着してみると、ピタッとハマり、遮音性も高めでした。

旧モデルでは、イヤーピースを他社のモノに変更しないと、うまくフィットしないという方が多く、私もそうでした。

フィット感の違いは、どこから来るのだろうと思って、旧モデルのフィッティングもしてみたところ、一番の違いは、ノズル周辺の本体の厚みでした。

旧モデルは、自分のベストポジションにイヤーピースを入れようとすると、本体が耳に干渉して自由が利かない感じですが、「HORIZON」は本体が耳に干渉することなく、自然に耳に収まる感覚です。

フィット感の向上は、新開発されたイヤーピースよりも、この本体形状の見直しが大きいと感じました。

もちろん、新開発されたイヤーピースのフィット感も良く、耳の穴にピタッと吸い付き、遮音性を高めている感覚がありました。

旧モデルからは想像できないぐらいフィット感は向上し、いつまでも耳に付けていたい気分になりました。

音質面

試聴にあたり使用したDAPは、SONY NW-ZX2で、音響効果等は全てオフにしてあります。

色々な曲で聴いてみましたが、主に聴き比べとして使用した楽曲は以下の通りです。

取り込み形式は全てflacです。

  • 淋しい熱帯魚(WINK)
  • 卒業(斉藤由貴)
  • ギミチョコ!!(BABY METAL)

旧モデル同様、音場は広く、奥行きもあることから、音場に立体感があります。

音色はクリアで明るめ、キラッとして華やか。

低音は、ダイナミック型らしい力強さがありますが、輪郭のハッキリとした締まった低音のため、曲にスピード感が生まれるような感覚です。

重い低音がしっかりと聴こえますが、決して低音過多という訳ではなく、どの帯域もバランスよく鳴っています。

試聴曲として使用した「ギミチョコ!!」の左右のギターバッキングは、イヤホンによってギターの芯を聴かせるタイプと、ブン!という音圧までも感じさせるタイプがあるのですが、「HORIZON」は、芯を聴かせる感じでした。

中高音は、先程も書いたようにキラッとしていて華やかですが、暑苦しくない程度の適度な厚みと距離があります。

ただ、ボーカルに関して、艶やか、豊潤という言葉は浮かんできませんでした。

解像度(音の鮮明度)は非常に高く、「淋しい熱帯魚」「卒業」でうっすら鳴っている細かいパーカッションなどの音も、意識せずともハッキリと聴こえてきます。

質の良くないダイナミック型は、輪郭のはっきりしないモヤっとした低音が強く主張し、中高音は明るくクリアでも、ボーカルは薄っぺらく引っ込み気味、シンバル・ハイハットなどの高音部はシャリシャリして潰れ気味という感じですが、「HORIZON」は、ダイナミック型の良い部分を残したまま、ネガティブな部分を全てうまく潰したイヤホンという印象を持ちました。

一つ気になったのが、音の輪郭に感じる若干のギラツキ。

これは、キラキラとした華やかさを出すために、敢えてそうしたのか、それとも技術的に輪郭を滑らかに出来なかったのかは分かりません。

この部分が、「HORIZON」の好みを分けるような気がしました。

さて、「HORIZON」を聴いた後、旧モデルAZLA-01Rも聴いてみました。

「HORIZON」を聴いた後だと、暗めの音質で、低音がかなり強く、その輪郭も甘めに感じます。

ボーカルの圧も強く、長時間聴いていると聴き疲れしそうな迫力でしたが、ボーカルの生々しさはハイブリッドだけあって、「HORIZON」よりも上質に聴こえました。

まとめ

「HORIZON」試聴の際、他のイヤホンもいくつか試聴しましたが、大幅に向上したフィット感と、立体的な空間、バランスの良いキラッとした力強い音を奏でる「HORIZON」が一番心地よく、お店も空いていたことから、かなり長時間聴き入ってしまいました。

個人的には気に入りましたが、若干特徴的な音なので、購入を検討されている方は、出来る限り試聴して判断してみてください。

★Amazon AZLA「HORIZON」商品紹介ページはこちら

★フジヤエービック AZLA「HORIZON」商品紹介ページはこちら

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