80年代アイドル 薬師丸ひろ子 超絶人気で機動隊出動!

80年代のトップ女性アイドルというと、松田聖子さん、中森明菜さんらを思い浮かべる方も多いと思いますが、別の角度から絶大な人気を誇ったアイドルがいます。

それは、薬師丸ひろ子さん。

松田聖子さんらは歌手活動を基軸としたとしたアイドルだったのに対し、薬師丸ひろ子さんはスクリーン女優を基軸としたアイドルでした。

テレビ、ラジオ、雑誌等で、薬師丸ひろ子さんの楽曲「Woman”Wの悲劇”より」が名曲として話題になることがしばしばありますが、薬師丸ひろ子さんの人気が大爆発していたのは、それよりもちょっと前のこと。

今回は、薬師丸ひろ子さんって当時どんな感じで人気があったのか等、私の思い出と共に書いてみたいと思います。

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スクリーンアイドル女優 薬師丸ひろ子

1978年に角川映画「野性の証明」のオーディションに合格し、14歳でスクリーンデビューした薬師丸ひろ子さん。

1980年の「翔んだカップル」で注目を集め、1981年の「ねらわれた学園」で大人気、同年冬に公開された「セーラー服と機関銃」で人気の頂点を極め、劇場での舞台あいさつに大勢のファンが殺到し機動隊が出動する騒ぎとなり、その時の様子は新聞一般紙でも報道されるほどの過剰な人気ぶりでした。

その後、大学受験のため、約一年半の休業を経て、1983年の「探偵物語」で復帰し再び注目を集め、「メイン・テーマ」「Wの悲劇」辺りでアイドル的な人気は落ち着いてきたように思います。

「Wの悲劇」の後、薬師丸ひろ子さんは角川事務所から独立し、「野蛮人のように」「紳士同盟」等、女優と歌手活動に更なる磨きをかけていきました。

薬師丸ひろ子の人気について

先程、「セーラー服と機関銃」の時、機動隊が出動する騒ぎになるほどの人気と書きましたが、薬師丸ひろ子さんの人気ってどんな感じで上昇していったのか、私が見てきた感覚でお話ししたいと思います。

まず、角川映画ですが、当時は「野性の証明」も含め、「犬神家の一族」「人間の証明」「戦国自衛隊」「復活の日」等のシリアスな大人向け映画というイメージがありました。

そのため、「野性の証明」が劇場公開された頃、ピンク・レディーに夢中な小学生だった私は、それほど角川映画に関心があった訳ではありませんでした。

ただ、これらの映画予告のCMで流れる主題歌は印象的なものが多く、映画の意味は分からないながらも、そのメロディーに惹かれ、「人間の証明」などのシングルレコードを買ったりはしていました。

私の周囲で薬師丸ひろ子さんの話題が出るようになったのは、薬師丸ひろ子さん主演の「翔んだカップル」(1980年)が公開された頃。

私も劇場で「翔んだカップルを見ましたが、「翔んだカップル」を見たくて映画館に行ったというよりは、当時の小学生に大流行だった同時上映の「まことちゃん」を見るのが目的だったので、この時見た「翔んだカップル」についてはあまり記憶にありません。

でも、その後、フジテレビで桂木文さん主演の「翔んだカップル」TV版を見たり、テレビで何度か劇場版も見たので、「翔んだカップルに関しては後から記憶に刷り込まれていったという感じです。

この頃、薬師丸ひろ子さんは映画の主題歌等を歌っていたわけではないので、歌番組でその姿を見ることは皆無でしたが、次作「ねらわれた学園」までの間、資生堂・テクニクス・角川書店といったCMや、平凡・明星といったアイドル雑誌、角川書店のバラエティという芸能雑誌、フォトメモワールと題された写真集等で薬師丸ひろ子さんの姿を見て、その純真なかわいらしさに惹かれた友達が徐々に増えていきました。

私も「ねらわれた学園」(1981)での薬師丸ひろ子さんの相手役オーディションで高柳良一さんが合格!なんて記事を何かの雑誌で見て、羨ましく思っていたような記憶があります。

ちなみに、このオーディションにクリス松村さんも応募していたようで、残念ながら書類選考落ちとのことでした。

薬師丸ひろ子さんの人気を決定づけたのは、この「ねらわれた学園」で、テーマがSFの学園もの、ユーミン(松任谷由実)による優しい曲調と特徴的な歌声による主題歌等、話題性満載でした。

同時上映が、当時男性アイドルの頂点を極めていた”たのきんトリオ”主演の「ブルージーンズメモリー」だったこともあり、たくさんの人が劇場に足を運んだと思いますが、たのきん目当てで映画を見に行った人も「ねらわれた学園」での母性を感じさせるような薬師丸ひろ子さんの役柄に魅了され、薬師丸ひろ子人気に拍車がかかったように思います。

私は劇場で見た時、どっちの作品にも感動&興奮して、ユーミンの「守ってあげたい」、マッチ(近藤真彦)の「ブルージーンズメモリー」のEP(シングルレコード)を買いました。

余談ですが、「ブルージーンズメモリー」に関しては、当時レコードデビューしていないヨッちゃん(野村義男)の歌が入っているということもあり、LPレコードも買いました。

さて、人気急上昇中の薬師丸ひろ子さんでしたが、次回作のヒットを狙うため、普通ならテレビ番組に顔を出して宣伝するでしょうが、相変わらずテレビには出演しませんでした。

薬師丸ひろ子さんって普段はどんな雰囲気なんだろう…どんな性格なんだろう…そういった神秘性がファン心理を煽り、冒頭でお話しした「セーラー服と機関銃」の舞台挨拶時に劇場周辺が大混乱になるという事態を招いたのでした。

薬師丸ひろ子さんが絶大なアイドル的人気を誇っていた時期は、世に言う80年代アイドルブームで、聖子派、奈保子派、明菜派と公言する人は周りにゴロゴロいましたが、スクリーン女優活動を中心とした薬師丸ひろ子さんは、アイドル歌手と競合する感じはなく、「聖子ちゃんも好きだけど薬師丸ひろ子ちゃんも好き!」なんていう人もたくさんいました。

私もその一人で、当時は河合奈保子さんが大好きで雑誌の切り抜きやグッズなどを集める傍ら、薬師丸ひろ子さんの切り抜きも集めたり、シャープペン、ノート、ペン立て等のグッズも買っていました。

薬師丸ひろ子さんは、「セーラー服と機関銃」から映画主題歌を歌うようになりましたが、それでもテレビに出て歌うのは数回程度、角川事務所を独立するまでの間は、レコードをリリースするのは映画の主題歌のみだったので、年に1~2枚。

その主題歌に初めて触れるのは、テレビで見る映画の予告CMだったと思います。

クリスタルボイスで歌われる美しいメロディーと映画のハイライトシーンが、楽曲により強い印象を与えていました。

「セーラー服と機関銃」の後、薬師丸ひろ子さんのは大学受験のため休業しましたが、世間の薬師丸ひろ子熱は冷めやらず、「セーラー服と機関銃」のサントラLPや、「青春のメモワール」という薬師丸ひろ子さんの語りでこれまでの活動を振り返るといった音楽でないLPまでもオリコンチャート1位を記録するといった人気でした。

私も「セーラー服と機関銃」のサントラカセットを買ってから、「Wの悲劇」辺りまでのシングルレコード・サントラLPを買い続けました。

私の妹も薬師丸ひろ子さんのことが好きだったようで、滅多にレコードは買わない妹でしたが、1stアルバム「古今集」や薬師丸ひろ子さんの写真集「フォトメモワール Part3」を買っていました。

さて、薬師丸ひろ子さんの復帰第1作として「探偵物語」が公開され、相変わらずの人気ぶりでしたが、この時の同時上映作品は、薬師丸ひろ子さんの休業中に開催された角川事務所の新人コンテストで特別賞を受賞した原田知世さん主演の「時をかける少女」。

大人びてゆく薬師丸ひろ子さんから、デビュー当時の純真無垢な少女時代の薬師丸ひろ子さんを感じさせる原田知世さんへ、そのアイドル的な人気は少しずつ移行して行ったような感じでした。

まとめ

薬師丸ひろ子さんの映画は、中学生ぐらいまでは親と一緒に見に行ってましたが、どの映画も劇中に共演者のラブシーンがあって、何となく気まずい思いをしながら見ていたことを思い出します。

特徴のある口元と鼻のこと、ソフィー・マルソーのこと、来生たかおさんのこと、赤川次郎さんのこと、あめくみちこさんのこと、写真集のこと等々、まだまだ書きたいことは沢山ありますが、またの機会の書いてみたいと思います。

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